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J-GLOBAL ID：201702230348438187   整理番号：17A0082900

『車載カメラ』用レンズの要求特性とその材料技術 レンズ接合用光硬化型接着剤の車載カメラへの応用

著者 (2件)： 澤本健之 (MSアーデル) ,  松本浩一 (MSアーデル)
資料名： 月刊Material Stage  (マテリアルステージ)
巻： 16  号： 5  ページ： 26-29  発行年： 2016年08月10日 
JST資料番号： L5969A  ISSN： 1346-3926  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2014年3月のウィーン交通条約の修正により,交通事故死の削減と環境対応のため,自動運転が合法とされたことで,自動走行車の実用化に向けた取り組みが世界各国で活発化している。車載カメラはバックモニター等の運転者の視覚補助として普及しているが,ADAS(先進運転支援システム),自動運転においては,ミリ波レーダや赤外線センサと相俟って,より積極的に自動運転するための重要なセンシングデバイスとなると予想される。従来の視覚補助的なモニターカメラより高い品質/性能が要求され,レンズ接合用の光硬化型接着剤もより一層の品質向上が求められる。本稿は,高性能な車載カメラの生産に適用されるレンズ接合用の光硬化型接着剤に求められる品質性能等について,当社での開発過程で得た試験データも踏まえて考察検討した。1)はじめに,2)レンズ接合用光硬化型接着剤の要求性能(接着性,透明度,寸法精度,各種環境(風雪降雪,温湿度,日射等)に対する耐久信頼性(耐水性/耐光性/耐熱性)),3)レンズ接合用光硬化型接着剤の技術課題(接着外周の剥離欠陥,光硬化型接着剤の耐熱特性,耐光性),4)まとめ。

シソーラス用語： *自動車 ,  自動走行装置 ,  システム ,  先端技術 ,  *カメラ ,  自動運転 ,  検出器 ,  *色消しレンズ ,  *接合 ,  *光重合型樹脂 ,  *接着剤 ,  利用 ,  性能 ,  *環境試験 ,  耐久性 ,  信頼性 ,  *問題 ,  外構 ,  剥離 ,  耐熱性 ,  耐光性
準シソーラス用語： *UV硬化接着剤 ,  センシングデバイス ,  外周部 ,  技術課題 ,  *自動運転自動車 ,  *車載カメラ ,  先進運転支援システム ,  長期信頼性 ,  要求性能

分類 (5件)： 抵抗性  (YH02050K) ,  各種接着剤  (YK03000X) ,  その他の高分子の反応  (CG03040H) ,  光学器械要素とその材料  (QF05020K) ,  走行装置  (QG03040V)

引用文献 (10件)：

• http://www.unece.org/info/media/presscurrent-press-h/transport/2016/unece-paves-the-way-for-automated-driving-by-updating-un-international-convention/doc.html(2016)
• 日経BP社,熱を帯びる自動運転技術の開発競争,ウイーン交通条約改正でついに合法化,日経テクノロジーonlineSPECIAL, http://special.nikkeibp.co.jp/atcl/TS/T/TEC_t_TKK03923/01/(2014)
• 李根秀,動き出した車載カメラ市場の展望,電子デバイス産業新聞,(2015)
• 内閣府政策統括官,SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)自動走行システム研究開発計画(2015)
• 富士キメラ総研,“光学機器・光学デバイス世界市場調査結果“,(2016)

タイトルに関連する用語 (5件)： 車載カメラ ,  レンズ ,  光硬化 ,  接着剤 ,  応用