文献
J-GLOBAL ID:201702231169650375   整理番号:17A0598984

抗菌応用のためのピロリジニウム型ポリ(イオン液体)膜の合成

Synthesis of Pyrrolidinium-Type Poly(ionic liquid) Membranes for Antibacterial Applications
著者 (6件):
資料名:
巻:号: 12  ページ: 10504-10511  発行年: 2017年03月29日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
重合体の繰り返し単位中にイオン液体(IL)化学種をもつ抗菌活性ポリ(イオン液体)(PIL)を開発するために,ピロリジニウムカチオン基をもつ数種の小分子ILとこれらのPILおよびPIL膜を合成し,抗菌活性を調べた。ILとして1-アルキル-1-メチルピロリジニウムブロミド(アルキル=ブチル,ヘキシル,オクチル,デシルまたはドデシル)を対応するブロモアルカンと1-メチルピロリジンの反応により合成した。ジアリルメチルアンモニウムのRAFT重合により合成したポリ(ジアリルメチルアミンヒドロクロリド)とブロモアルカンの反応によりPILを合成した。さらにジアリルメチルアンモニウムブロミドとアクリロニトリルおよびスチレンの光架橋反応によりPIL膜を合成した。ILと対応するPILおよび膜の抗菌活性,溶血反応および細胞毒性を調べた。黄色ブドウ球菌Staphylococcus aureusと大腸菌Escherichia coliに対する抗菌活性を最小発育阻止濃度(MIC)により評価した結果,ILとPILの抗菌活性はピロリジニウムカチオンのN位アルキル置換基の鎖長の増加とともに増加すること,ILよりもPILの方が抗菌活性は良好であること,一方PIL膜の抗菌活性はアルキル鎖長の増加とともに低下することなどが分かった。PIL膜は,ヒト真皮線維芽細胞に対する細胞毒性が低く,優れた血液適合性を示したことから抗菌性医用材料としての臨床応用に適している。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ピロール  ,  高分子材料一般  ,  高分子固体のその他の性質  ,  医用素材 
物質索引 (7件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る