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J-GLOBAL ID:201702231226177902   整理番号:17A0104900

マクロファージ抑制因子-1と早期非小細胞肺癌の診断と予後との関連性【JST・京大機械翻訳】

Macrophage Inhibitory Cytokine-1 (MIC-1) as A Biomarker for Diagnosis and Prognosis of Stage I-II Non-small Cell Lung Cancer
著者 (9件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 207-215  発行年: 2016年 
JST資料番号: C3062A  ISSN: 1009-3419  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【背景と目的】マクロファージ遊走阻害因子-1(MIC-1)は,ヒト形質転換成長因子Β(TRANSFORMING GROWTH FACTOR-Β)である。研究により、MIC-1の発現レベルは多種の上皮由来腫瘍患者の血清中にいずれも著しく上昇することが分かった。本研究はMIC-1の早期非小細胞肺癌(NON-SMALL CELL LUNG CANCER,NSCLC)の診断及び臨床病理特徴との関係及び術後再発/転移及び予後との関連性を検討することを目的とした。方法:酵素結合免疫吸着測定法(ENZYMELINKED IMMUNOSORBENT ASSAY, ELISA)を用い、152例の早期肺癌、48例の良性肺疾患患者及び105例の正常対照者の血清MIC-1濃度を測定した。肺癌におけるMIC-1の役割を分析し,血清MIC-1濃度と臨床病理学的特徴,再発/転移および予後との相関を分析した。結果:初期肺癌患者群のMIC-1血清レベルは正常対照群(P<0.001)と良性肺疾患群(P<0.001)より高く,1,000PG/MLは肺癌診断の臨界値とした。肺癌の感受性と特異性は,それぞれ70.4%と99.0%であった[曲線下面積(AREA UNDER CURVE,AUC):0.90,95%CI:0.87-0.94]。MIC-1血清レベルは年齢(P=0.001)、性別(P=0.03)と関係があり、病理TNM期T2患者のMIC-1血清レベルはT1患者より高かった(P=0.022)。血清MIC-1>1,465PG/ML群の患者の3年生存率は77.6%であり,血清MIC-1<1PG/ML群の94.8%(P=0.022)より低く,COX回帰分析の結果,血清MIC-1>1であった。465PG/MLは,I期およびII期NSCLCの独立予後因子であった(HR=3.37,95%CI:1.09-10.42,P=0.035)。結論:MIC-1は血清腫瘍マーカーとして肺癌の早期診断に役立つ可能性がある。MIC-1の検出はI期、II期NSCLC患者の予後を予測するために予測価値があり、その独立した予後指標である可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  呼吸器の腫よう 

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