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J-GLOBAL ID:201702231301781115   整理番号:17A0596160

大気環境モニタリング-第1講 大気汚染常時監視測定(前編:SO2,NOX,SPM)-

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資料名:
巻: 52  号:ページ: A60-A65  発行年: 2017年05月10日 
JST資料番号: S0850A  ISSN: 1341-4178  CODEN: TKGAFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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大気汚染の常時監視は,1965年に厚生省が東京と大阪に国設総合測定室を建設し,二酸化硫黄,窒素酸化物,一酸化炭素,浮遊粒子状物質,光化学オキシダントを測定したのが始まりで,測定局数は現在約1800である。常時監視のうち,1970年代に環境基準が制定された一酸化炭素,浮遊粒子状物質,二酸化窒素,光化学オキシダント,二酸化硫黄の測定手法は,“環境大気常時監視マニュアル”に詳細に書かれている。この常時監視マニュアルは環境省のホームページからダウンロードできる。常時監視データは,かつては緊急時対策や環境基準の適否判断など,短期的評価に重点が置かれていたが,現在では,環境影響評価,広域的汚染のメカニズム解明など長期的評価に重点が置かれている。そのため,質の高い測定値に加えて測定データの連続性が求められている。常時監視が始まったころの二酸化硫黄計は湿式法であったが,1996年以降は乾式測定法(紫外線蛍光法)が主に使われている。窒素酸化物測定器も湿式測定法から乾式測定法(化学発光法)に移行している。浮遊粒子状物質測定器は,原理の異なる何種類かあるが,β線吸収法がほぼ100%である。
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分類 (3件):
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大気質調査測定一般  ,  有害ガス調査測定  ,  粒状物調査測定 
引用文献 (9件):
  • 環境省:大気汚染防止法第22条の規定に基づく大気の汚染の状況の常時監視に関する事務の処理基準,環管大第177号環管自第75号,通称「事務処理基準」(2001)
  • 環境省:大気環境モニタリングの在り方について[報告書](2005)
  • 環境省:浮遊粒子状物質自動測定機の校正方法等:常監マニュアルの資料5 (1982)
  • 環境省水・大気局:環境大気常時監視マニュアル第6版(2010) http://www.env.go.jp/air/osen/manual.html
  • 大気環境学会:大気環境常時監視の測定法[解説集](2015)
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タイトルに関連する用語 (5件):
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