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J-GLOBAL ID:201702231327916476   整理番号:17A0320637

パイオニア微生物コロニー形成に及ぼす多層カーボンナノチューブ充填ポリジメチルシロキサン複合材料の防汚電位の影響【Powered by NICT】

Effect of anti-biofouling potential of multi-walled carbon nanotubes-filled polydimethylsiloxane composites on pioneer microbial colonization
著者 (9件):
資料名:
巻: 145  ページ: 30-36  発行年: 2016年 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,二カーボンナノチューブ(CNT)ナノ充填剤,すなわち,多層カーボンナノチューブ(MWCNT)及びカルボキシル基修飾MWCNT(cMWCNT)を,それぞれポリジメチルシロキサン(PDMS)マトリックスに導入した,鉄筋生物付着防止特性を有するPDMS複合材料を製造した。非充填PDMS(P_0),MWCNT充填PDMS(P_M)とcMWCNTs充填PDMS(P_C)を含むシリコーンベースの塗膜の抗生物汚損能は威海,中国で実施された圃場試験により調べた。パイオニア微生物群集多様性の動的変化に及ぼす種々のシリコーンベースの塗膜の効果は一本鎖高次構造多型(SSCP)法を用いて解析した。P_MとP_C表面はPDMS表面のそれとは対照的に優れた生物付着防止特性,早期定着者の極端に低い付着を示した,若年無脊椎動物,海藻と藻類胞子など。P_MとP_C表面は12週間以上を対象とした生物付着を効果的に防ぐことができる。これらの結果は,PDMSマトリックス中にMWCNTまたはcMWCNTsの取り込みは,その生物付着防止特性を強化できることが示唆された。SSCP分析はPDMS表面と比較して,P_MとP_C表面はパイオニア原核生物と真核生物の群集に及ぼす強い調節作用,特に先駆真核微生物のコロニー形成に及ぼす影響を有していることを明らかにした。著しく縮小したパイオニア真核生物群集多様性は,macrofoulersのその後の定着の弱体化に寄与する可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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高分子固体のその他の性質  ,  細胞生理一般 

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