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J-GLOBAL ID：201702231467967862   整理番号：17A0703255

多次元炭素充填剤とその利用温度感知抵抗器の高密度ポリエチレン複合材料の強化された正の温度係数挙動【Powered by NICT】

Enhanced positive temperature coefficient behavior of the high-density polyethylene composites with multi-dimensional carbon fillers and their use for temperature-sensing resistors

著者 (6件)： Zha Jun-Wei (School of Chemistry and Biological Engineering, University of Science and Technology Beijing, Beijing 100083, P. R. China. [e-mail]) ,  Wu Dong-Hong ,  Yang Yu ,  Wu Yun-Hui ,  Li Robert K. Y. ,  Dang Zhi-Min
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 19  ページ： 11338-11344  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 正の温度係数(PTC)材料は,通常,低い強度と貧弱な再現性,過酷な熱制御条件下でのそれらのサービス時間を制限するに悩まされている。本論文では,官能化されたカーボンブラック(CB)と多層カーボンナノチューブ(MWNT)の両方が改善されたPTC挙動を達成するための高密度ポリエチレン(HDPE)マトリックスに導入した。CB/MWNT/HDPEとCB/HDPE複合材料は溶融混合法により調製し,それらのPTC挙動を調べた。結果は,改質CBを充填したHDPE複合材料を結合剤の抗酸化作用に起因して,原CBを充填したものよりも優れたPTC効果を示すことが分かった。さらに,CB(18 wt%)を有するH DPE複合材料への少量のMWNT(0.7 wt%)の添加は,より大きな強度(~6.5)とPTC挙動のより良い再現性を得ることができたことが分かった。PTC効果のサービス時間の改善に改質CBとMWNTの相乗効果をさらに調査した。多次元炭素充填剤の使用は,柔軟な温度抵抗センサとしての潜在的用途を持つ高性能高分子PTC材料を作製するための新しい経路を提供すると期待された。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： カーボンブラック ,  *高密度ポリエチレン ,  相乗作用 ,  *高次元 ,  *複合材料 ,  センサ ,  *炭素 ,  酸化防止 ,  *温度係数 ,  官能化 ,  *抵抗器 ,  多層カーボンナノチューブ ,  再現性 ,  高性能高分子 ,  メルトブレンディング

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (10件)： 多次元 ,  炭素 ,  充填剤 ,  温度感知 ,  抵抗器 ,  高密度ポリエチレン ,  複合材料 ,  強化 ,  温度係数 ,  挙動