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J-GLOBAL ID:201702231475187341   整理番号:17A0232837

Lycium barbarum(ナガバクコ:ナス科)の多糖類はNF-κBの調節を介して食餌-ストレプトゾトシン誘導性糖尿病性Sprague Dawleyラットにおける抗糖尿病作用および抗腎炎作用を媒介した

Lycium barbarum Polysaccharide Mediated the Antidiabetic and Antinephritic Effects in Diet-Streptozotocin-Induced Diabetic Sprague Dawley Rats via Regulation of NF-κB
著者 (5件):
資料名:
巻: 2016  号: Pathology  ページ: ROMBUNNO.3140290 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Lycium barbarumは,中国の薬用植物として長年広く利用されており,抗腫瘍,免疫調節,肝臓保護,および神経保護特性を示す。本研究は,L.barbarum から分離された多糖類(LBPS)の高血糖性および抗糖尿病性腎炎への影響を,高脂肪食餌-ストレプトゾトシン(STZ-)誘発ラットモデルにおいて調べることを目的とする。体重減少および血清中のグルコース濃度の上昇が糖尿病ラットで観察され,100mg/kgのメトホルミン(Met)と,100,250および500mg/kg用量のLBPSによって健常レベルまで顕著に正常化された。LBPSは,糖尿病ラットと比較して,アルブミン尿,血中尿素窒素濃度,そしてIL-2,IL-6,TNF-α,IFN-α,MCP-1およびICAM-1を含む炎症性因子の血清中レベルを阻害した。このことは,腎障害からの防御を示唆している。さらに,血清中のSODおよびGSH-Pxの活性は,LBPSによって顕著に増強され,LBPSの抗酸化効果が示唆された。LBPSは,未処置の糖尿病ラットと比較して,腎臓組織におけるリン酸化核内因子κB(NF-κB)および阻害因子κBαの発現を阻害した。まとめると,LBPSは,NF-κB媒介性抗酸化活性および抗炎症活性に関連する抗糖尿病作用ならびに抗腎炎作用を有する。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  糖質代謝作用薬の基礎研究  ,  泌尿器作用薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
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