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J-GLOBAL ID:201702231510979007   整理番号:17A0471484

乾燥N_2下の摩擦試験における滑り球上の窒化炭素コーティングおよび移動層上に形成された摩耗軌道間の超低摩擦係数の微視的起源【Powered by NICT】

Microscopic origin of ultra-low friction coefficient between the wear track formed on carbon nitride coating and transfer layer on sliding ball in friction tests under dry N2
著者 (5件):
資料名:
巻: 313  ページ: 31-39  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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窒化炭素(CN)皮膜は乾燥窒素ガス(N_2)雰囲気中で窒化けい素(Si_3N_4)ボールに対する繰返し滑り後の超低摩擦係数(0.01未満)を示すことが分かった。しかし,この機構はまだCNの空間構造の変化を分析することに関して完全には解明されていない。本研究では,CN_被覆における摩耗痕とSi_3N_4ボールの移動層の表面近傍の構造遷移層における微視的構造変化を調べ,走査透過型電子顕微鏡と電子エネルギー損失分光法を用いた。プラズモンピークと炭素K端を解析することによりCN_被覆とSi_3N_4ボールの移動層の両方の構造遷移層の分断されたグラファイト面の窒素濃度,密度,および曲率を検討した。添加では,理論的に超低摩擦挙動における窒素の役割を明らかにするために,ab initio分子軌道法を用いて種々のモデルクラスタにおける窒素ドーピングの化学結合状態を調べた。超低摩擦挙動の背後にある機構は,滑り中に形成された被覆とボールの接触相手表面を不動態化最適窒素濃度の断片化された炭素構造のナノ黒鉛化によって説明した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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金属材料へのセラミック被覆  ,  炭素とその化合物 

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