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J-GLOBAL ID：201702231544731862   整理番号：17A0499240

増強されたマイクロ波吸収性能を有する階層的多孔性Ni@ベーマイト/酸化ニッケルアルミニウムフレーク

Hierarchical porous Ni@boehmite/nickel aluminum oxide flakes with enhanced microwave absorption ability

著者 (7件)： Zhao Biao (Henan Key Laboratory of Aeronautical Materials and Application Technology, School of Mechatronics Engineering, Zhengzhou University of Aeronautics, Zhengzhou, Henan 450046, China. [e-mail] [e-mail]) ,  Liu Junwei ,  Guo Xiaoqin ,  Zhao Wanyu ,  Liang Luyang ,  Ma Chao ,  Zhang Rui
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 13  ページ： 9128-9136  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ベーマイト/酸化ニッケルアルミニウムナノフレークで被覆した多孔性Niコアからなる複合体を,本報で,用途の広い手法で成功裏に調製した。ベーマイト/酸化ニッケルアルミニウムナノフレークの結晶成分および形状は,反応温度に大きく影響された。マイクロ波吸収特性を,複素誘電率および浸透率を用いて研究した。180°Cで合成した,ベーマイト/酸化ニッケルアルミニウムで被覆した多孔性Niコアからなる複合体は,優れた吸収性能を示した。最適反射損は,14.4GHzで-44.3dB(>99.99%の減衰)であった。厚み1.5~3.5mmの範囲の吸収体の場合,効果的吸収(-10dB以下)帯域幅は,5.8~18.0GHzの周波数範囲でモニタできる。多孔性フレーク構造の高い散逸性能,良好なインピーダンス整合,および多重反射が,マイクロ波吸収増強に寄与している。さらに,多孔質構造の場合,新たな吸収メカニズムを提示した。このメカニズムでは,多孔質構造は,広がる容器として働き,移動経路を長くすることにより,電磁エネルギーを減衰させ,エネルギーを徐々に消費するように,波をボイド空間に束縛する。この方法は,多孔性磁生-誘電性吸収材料を設計するための新しい手法を提示する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *ニッケル ,  *コアシェル構造 ,  階層構造 ,  ナノ構造 ,  フレーク ,  ナノ複合材料 ,  被覆層 ,  *ベーマイト ,  酸化物 ,  *ニッケル化合物 ,  *アルミニウム化合物 ,  吸収体 ,  *マイクロ波 ,  *電磁波吸収 ,  反応温度 ,  温度依存性 ,  複素誘電率 ,  浸透率 ,  伝送損失 ,  減衰特性 ,  エネルギー散逸 ,  インピーダンス整合 ,  多重反射 ,  多孔質体 ,  電磁エネルギー ,  空洞
準シソーラス用語： ナノフレーク ,  酸化ニッケルアルミニウム ,  マイクロ波吸収体 ,  反射損【電磁波】 ,  ボイド【空洞】

分類 (3件)： その他の光物性  (BM08110J) ,  電磁気学一般  (BD01020N) ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： 増強 ,  マイクロ波吸収 ,  多孔性 ,  ベーマイト ,  酸化ニッケル ,  アルミニウムフレーク