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J-GLOBAL ID：201702231719356115   整理番号：17A0035309

ベントナイトの種類,成因,特性

著者 (1件)： 鈴木啓三 (北大)
資料名： 鋳造工学  (Journal of Japan Foundry Engineering Society)
巻： 89  号： 1  ページ： 32-36  発行年： 2017年01月25日 
JST資料番号： G0096A  ISSN： 1342-0429  CODEN： CHKOFY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ベントナイトは,生型を構成する材料の中で最も重要な役割を担っている。この解説では,ベントナイトの特性はモンモリロナイトの特性が現れたものであること,生型粘結剤としては,どのような特性を有するモンモリロナイトが適しているのか,などを6回にわたリ解説する。今回は,ベントナイトの概要を解説した。まず,類似語(ベントナイト,酸性白土,スメクナイト)を説明した。次に,ベントナイト種類として,Na-ベントナイト(膨潤性・懸濁安定性などに優れ広く使用される),Ca-ベントナト(膨潤性などに劣り,生型に使用されることは無い),活性化ベントナイト(Ca-ベントナトを人工的にNa-型に変換)を解説した。更に,その産地,成因,製造工程について解説した。最後に,その特性について,最重要特性の膨潤性(水分の取入れ),陽イオン交換性(Ca-ベントナトを人工的にNa-型に変換は最も有益な活用),微粒子性・形状異方性などを解説した。

シソーラス用語： *ベントナイト ,  モンモリロナイト ,  *生型砂 ,  *粘結剤 ,  膨潤 ,  懸濁液 ,  安定性 ,  粘性 ,  止水 ,  陽イオン交換 ,  炭酸ナトリウム ,  成因 ,  粘土鉱物 ,  生産工程 ,  *化学的性質

分類 (1件)： 鋳型材料,造型  (WC01020F)

引用文献 (5件)：

• 鈴木啓三・佐藤秀夫・新野正明:基礎工 1994年11月号9
• 鈴木啓三・黒坂昭人:第21回粘土科学討論会講演要旨集(1977)18
• USGS(アメリカ地質調査所):Minerals Yearbook(2012)18,19
• 小林紘冶・伊藤雅和:粘土科学31(1992)227
• G. W Brindley and T. D. Thompson: Israel Journal of Chemistry, Vol. 8 (1970) 409-415

タイトルに関連する用語 (2件)： ベントナイト ,  成因