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J-GLOBAL ID:201702231758685115   整理番号:17A0045785

HD2CヒストンデアセチラーゼとSWI/SNFクロマチンリモデリング複合体は相互作用し,いずれもArabidopsisの暑熱ストレス応答の仲介に関与する

HD2C histone deacetylase and a SWI/SNF chromatin remodelling complex interact and both are involved in mediating the heat stress response in Arabidopsis
著者 (20件):
資料名:
巻: 39  号: 10  ページ: 2108-2122  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: W0792A  ISSN: 0140-7791  CODEN: PLCEDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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酵母と動物における研究において,ヒストンデアセチラーゼ(HDACs)はしばしばクロマチンリモデリング複合体(CRCs)を含む多蛋白質複合体の成分として作用することが明らかになった。しかし,植物におけるHDACsとCRCsの相互作用は未だ示されていなかった。ここに筆者らは,ArabidopsisのHD2CデアセチラーゼとBRM含有SWI/SNF CRC間の相互作用の証拠を示す。さらに,筆者らは,HD2Cの暑熱ストレス応答のレギュレーターとしての新規機能を明らかにした。HD2Cの転写産物レベルは暑熱ストレスに対応して植物で強く誘導され,選択された暑熱応答性遺伝子の発現が暑熱ストレスを受けたhd2c突然変異体で上方制御され,HD2Cが暑熱で活性化された遺伝子を下方制御するために働くことを示唆する。HD2CのHDAC活性に合わせて,HD2C制御遺伝子の発現変化は,ほとんどの場合その遺伝子座でのヒストンアセチル化の増加と同時に起こった。hd2cとbrm突然変異体のマイクロアレイトランスクリプトーム解析によって,通常制御された暑熱応答性遺伝子のサブセットを同定した。そして,これらの遺伝子の発現に及ぼすbrm hd2cの二重突然変異の影響は相加的でなかった。さらに,暑熱処理3週齢のhd2c,brmおよびbrm hd2c突然変異体が同じ割合の成長遅延を示した。筆者らの発見は,Arabidopsisの暑熱ストレス応答を制御するためにHD2CとBRMが通常の遺伝経路で働くことを示唆する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  遺伝子発現 

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