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J-GLOBAL ID:201702231880537991   整理番号:17A0509590

HKUST-1へのフクシン,クリスタルバイオレット,およびブラックエリオクロームTの担持の最初の試行と物理化学的研究

First trial and physicochemical studies on the loading of basic fuchsin, crystal violet and Black Eriochrome T on HKUST-1
著者 (3件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 3097-3105  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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銅-ベンゼントリカルボン酸錯体(HKUST-1:Cu<sub>3</sub>(BTC)<sub>3</sub>;MOF-199)の高多孔質金属-有機骨格構造に塩基性フクシン(BF;中性電荷,分子直径φ=12.40Å;50ppm溶液),クリスタルバイオレット(CV;カチオン性電荷,φ=15.10Å;50ppm溶液)およびエリオクロームブラックT(EBT;アニオン性電荷,φ=15.50Å;80ppm溶液)を分子プローブとして担持し,物理化学的解析と相互作用を調べた。MOF中の担持色素の濃度を変え,XRD,FTIR,SEM,TGA,UV-visでキャラクタライズした。吸着プロセスをXRD3種の担持法:合成後担持(PS),ワンポット有機溶液(OPO),ワンポット金属塩溶液(OPM),で評価した。XRD格子パラメタはイオン(CV,EBT),双極子(BF,CV,EBT)およびvan der Waals(BF,CV,EBT)を介した色素-MOF相互作用ネットの一般的コンパクトさを示した。CVはそのカチオン性と中間サイズのためよりコンパクトになったが,その効果はアニオン性でサイズのより大きいEBTほど強くなく,ネットとのイオン性BFが相互作用を欠くBFのコンパクトさは最小であった。サンプルの結晶サイズは34~57nmで,ナノ材料の生成を示した。担持法による結晶サイズの順序はPS<OPO<OPMであった。すべての色素の吸着率は86.93%以上で,EBT-PSサンプルが最小,BF-PSが99.42%で最高で,これはCu<sub>3</sub>(BTC)<sub>2</sub>-色素吸着状態への平衡の高い移行性を証明した。MOFは高い充填能力と安定性および容易な調製のため,複合材料生成とMOF-分子相互作用研究のためのBF/CV/EBT色素の潜在的吸着/充填剤となり得よう。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
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第11族,第12族元素の錯体  ,  芳香族単環カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸  ,  物理的手法を用いた吸着の研究  ,  X線回折法 
物質索引 (4件):
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