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J-GLOBAL ID：201702232066494194   整理番号：17A0868819

一酸化窒素受容体の発現及びスプライシングにおける反応性酸素及び窒素種の役割

The Role of Reactive Oxygen and Nitrogen Species in the Expression and Splicing of Nitric Oxide Receptor

著者 (3件)： SHARINA Iraida G. (Univ. Texas Health Sci. Center in Houston Medical School, Texas) ,  MARTIN Emil (Univ. Texas Health Sci. Center in Houston Medical School, Texas) ,  MARTIN Emil (Nazarbayev Univ., Astana, KAZ)
資料名： Antioxidants & Redox Signaling  (Antioxidants & Redox Signaling)
巻： 26  号： 3  ページ： 122-136  発行年： 2017年01月20日 
JST資料番号： W2321A  ISSN： 1523-0864  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： このレビューにおいて,一酸化窒素受容体の発現及びスプライシングにおける反応性酸素種(ROS)及び-窒素種の役割について概説した。可溶性グアニリルシクラーゼ(sGC)は一酸化窒素(NO)受容体として役割を果たし,NO機能の大部分を仲介した。NOとsGCの間のシグナル伝達はROS及び反応性窒素種により顕著に影響を受けた。sGCのスプライシングは細胞酸化状況の変化に関して調整され,sGC機能の調節において役割を果たした。さらに,選択的スプライシングは安定及び機能的α1-イソBの発現を介してsGC機能を促進した。一方,機能障害性α-及びβ-イソ型の発現は,sGC機能へのROS依存性損傷を悪化し,血管におけるsGC安定性及び活性に負影響した。これらのデータにより,sGCスプライシングは血管疾患の発症または他の病態に寄与する重要な因子であること及び酸化ストレスは血管において持続し,継続的に悪影響を発揮することを示唆した。

シソーラス用語： *情報伝達受容体 ,  活性酸素 ,  窒素 ,  *RNAスプライシング ,  *グアニル酸シクラーゼ ,  一酸化窒素 ,  細胞情報伝達 ,  *酸化ストレス ,  選択的スプライシング ,  遺伝子発現 ,  *血管疾患
準シソーラス用語： *一酸化窒素受容体 ,  *可溶性グアニリルシクラーゼ ,  活性窒素

分類 (3件)： 循環系の基礎医学  (GJ01020K) ,  細胞膜の受容体  (EF04030C) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： 一酸化窒素 ,  受容体 ,  発現 ,  スプライシング ,  反応性酸素 ,  窒素 ,  役割