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J-GLOBAL ID：201702232182144922   整理番号：17A0254688

CphA2は,N2固定化シアノバクテリアにおける新規なタイプのシアノフィシン合成酵素である

CphA2 is a novel type of cyanophycin synthetase in N₂-fixing cyanobacteria

著者 (8件)： KLEMKE Friedrike (Humboldt-Univ. Berlin, Berlin, DEU) ,  NUERNBERG Dennis J. (Humboldt-Univ. Berlin, Berlin, DEU) ,  NUERNBERG Dennis J. (Imperial Coll. London, London, GBR) ,  ZIEGLER Karl (Humboldt-Univ. Berlin, Berlin, DEU) ,  BEYER Gabriele (Humboldt-Univ. Berlin, Berlin, DEU) ,  KAHMANN Uwe (Zentrum fuer Ultrastrukturelle Diagnostik im IIT, Bielefeld, DEU) ,  LOCKAU Wolfgang (Humboldt-Univ. Berlin, Berlin, DEU) ,  VOLKMER Thomas (Humboldt-Univ. Berlin, Berlin, DEU)
資料名： Microbiology  (Microbiology)
巻： 162  号： 3  ページ： 526-536  発行年： 2016年03月 
JST資料番号： E0043A  ISSN： 1350-0872  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大部分のシアノバクテリアは,シアノフィシン合成酵素CphA1により,ポリマーシアノフィシンを合成するが,窒素固定化シアノバクテリアのゲノムには,その他にCphA2をコードする遺伝子が存在する。CphA2はジペプチドβ-アスパルチル-アルギニンを重合し,シアノフィシンを合成した。A.variabilisにおいてcphA2破壊株を単離し,その増殖は高光条件および窒素欠乏下で阻害されたことから,CphA2は窒素固定条件下での窒素代謝において重要な役割を持つことを示唆している。電子顕微鏡による観察から,突然変異体ではシアノフィシン顆粒の減少が見られ,免疫金電子顕微鏡ではCphA2がシアノフィシン顆粒に結合していることがわかった。CphA2レベルは,窒素欠乏時のCphA1のような増加は示さず,ほぼ一定のままであった。

シソーラス用語： Anabaena variabilis ,  藍藻類 ,  ポリアミノ酸 ,  ポリペプチド ,  *ペプチドシンターゼ ,  酵素反応 ,  基質特異性 ,  生体内分布 ,  アミノ酸配列
準シソーラス用語： Cyanothece ,  シアノフィシン ,  CphA1 ,  *シアノフィシン合成酵素

分類 (2件)： 微生物の生化学  (EG03020N) ,  酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (5件)： N2固定 ,  シアノバクテリア ,  タイプ ,  シアノフィシン ,  合成酵素