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J-GLOBAL ID：201702233937585285   整理番号：17A0137849

H⁺およびNO₃^-刺激を組み合わせた,キラルなコバルト錯体におけるレドックスに引き起こされたヘリシティ反転

Redox-Triggered Helicity Inversion in Chiral Cobalt Complexes in Combination with H⁺ and NO₃^- Stimuli

著者 (6件)： GREGOLINSKI Janusz (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  HIKITA Masahiro (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  SAKAMOTO Tatsuya (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  SUGIMOTO Hideki (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  TSUKUBE Hiroshi (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  MIYAKE Hiroyuki (Osaka City Univ., Osaka, JPN)
資料名： Inorganic Chemistry  (Inorganic Chemistry)
巻： 55  号： 2  ページ： 633-643  発行年： 2016年01月18日 
JST資料番号： C0566A  ISSN： 0020-1669  CODEN： INOCAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キラルな配位子,N,N′-エチレンビス[N-メチル-(S)アラニン-X](H₂L;X=2,5-ジメトキシフェニルアミド(L1),2-メトキシフェニルアミド(L2),2-メチルチオメトキシフェニルアミド(L3),8-キノリンアミド(L4)),を合成した。収縮Λ_red錯体[CoL]の一電子酸化から,左巻き螺旋のΛ₄Δ₂配置をもつΛ_ox錯体[CoL]⁺を合成した。これはH⁺およびNO₃^-に対して安定であるが,CF₃SO₃Hおよび/またはBu₄NNO₃の存在下ではΛ_oxから,左巻きのΛ-[Co(H₂L)Y₂]ⁿ⁺(Y=溶媒,および/またはアニオン,n=0~2)が,または右巻きのΔ-[Co(H₂L)(NO₃)]⁺が生成した。このとき,N-→O-アミド配位のスイッチングが起こる。

シソーラス用語： *コバルト錯体 ,  *ヘリシティ ,  反転 ,  *酸化還元反応 ,  陽子 ,  アニオン ,  硝酸塩 ,  化学合成 ,  螺旋 ,  スイッチング ,  円偏光二色スペクトル ,  サイクリックボルタンメトリー ,  陽子磁気共鳴 ,  *分子構造 ,  *結晶構造 ,  スルホン酸 ,  脂肪族フッ素化合物
準シソーラス用語： 一電子酸化 ,  硝酸イオン

分類 (2件)： コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y) ,  分子構造と性質の実験的研究  (CB01020I)

物質索引 (6件)： テトラブチルアンモニウム ,  トリフルオロメタンスルホン酸 ,  N^α,N^α′-エチレンビス[N^α-メチル-N-(2,5-ジメトキシフェニル)-L-アラニンアミド] ,  N^α,N^α′-エチレンビス[N^α-メチル-N-(2-メトキシフェニル)-L-アラニンアミド] ,  N^α,N^α′-エチレンビス[N^α-メチル-N-[2-(メチルチオ)フェニル]-L-アラニンアミド] ,  N^α,N^α′-エチレンビス[N^α-メチル-N-(8-キノリル)-L-アラニンアミド]

タイトルに関連する用語 (6件)： 刺激 ,  キラル ,  コバルト錯体 ,  レドックス ,  ヘリシティ ,  反転