文献

J-GLOBAL ID：201702233942099050   整理番号：17A0598751

配位的自己集合性発光性金ナノ粒子:高効率のパッシブ腫瘍イメージングのための蛍光ターンオンシステム

Coordinatively Self-Assembled Luminescent Gold Nanoparticles: Fluorescence Turn-On System for High-Efficiency Passive Tumor Imaging

著者 (7件)： LAI Xuandi (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN) ,  TAN Lishan (Southern Medical Univ., Guangzhou, CHN) ,  DENG Xiulong (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN) ,  LIU Jinbin (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN) ,  LI Aiqing (Southern Medical Univ., Guangzhou, CHN) ,  LIU Jianyu (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN) ,  HU Jianqiang (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 9  号： 6  ページ： 5118-5127  発行年： 2017年02月15日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高効率で長期にわたる腫瘍イメージングを可能にするために,Co²⁺誘導性の配位的自己集合を利用した蛍光ターンオンシステムを開発した。本システムでは,発光性グルタチオン(GSH)で修飾した金ナノ粒子(LGAuNP)を用いる。LGAuNPはCo²⁺との配位結合を介して自己集合するが,腫瘍組織に特徴的な酸性環境下で解離して発光する。本システムの正常組織と腫瘍組織におけるシグナル強度の比は約12倍であり,腫瘍組織下で発光するまでにかかる時間は約1.6時間だった。また,そのシグナルは24時間持続した。マウスを用いた実験においても,LGAuNP-Coは腫瘍内に長く蓄積し,腎臓から迅速に除去されることが確認できた。本システムは癌診断および治療のためのツールとして有用であると結論付けた。

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  可視化 ,  画像診断 ,  自己集合 ,  画像 ,  発光 ,  薬物動力学 ,  マウス ,  病態モデル ,  *医用画像 ,  *金ナノ粒子 ,  疾患モデルマウス ,  ネズミ亜目 ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  トリペプチド ,  含硫アミノ酸
準シソーラス用語： 腫瘍イメージング ,  発光イメージング ,  マウス病態モデル

分類 (2件)： 基礎腫よう学一般  (GE02010R) ,  生体の顕微鏡観察法  (EA03050C)

物質索引 (1件)： グルタチオン

タイトルに関連する用語 (7件)： 自己集合 ,  金ナノ粒子 ,  高効率 ,  パッシブ ,  腫瘍イメージング ,  蛍光 ,  ターンオン