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J-GLOBAL ID：201702234013942163   整理番号：17A0290083

サスペンション溶射した遮熱コーティングの熱伝導率:モデリングと実験

Thermal Conductivity in Suspension Sprayed Thermal Barrier Coatings: Modeling and Experiments

著者 (4件)： GANVIR Ashish (Univ. West, Trollhaettan, SWE) ,  KUMARA Chamara (Univ. West, Trollhaettan, SWE) ,  GUPTA Mohit (Univ. West, Trollhaettan, SWE) ,  NYLEN Per (Univ. West, Trollhaettan, SWE)
資料名： Journal of Thermal Spray Technology  (Journal of Thermal Spray Technology)
巻： 26  号： 1/2  ページ： 71-82  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： W0482A  ISSN： 1059-9630  CODEN： JTTEE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 遮熱コーティング(TBC)の形成に高い特性が得られるEBPVDが発表されてからその利用が行なわれているが,EBPVDは非常に高額な設備と低い生産性が大きな課題となっている。一方,サスペンションプラズマ溶射(SPS)は,EBPVDで形成される微細構造と同様のものが得られ,EBPVDよりも遥かに安価で高い生産性に,強い関心が持たれている。本研究においては,SPSで形成されるTBCの熱伝導率についてのモデリングと実験による検証を行なった。実験では,ハステロイXを基材としHVOFで形成したボンド層上にイットリア安定化ジルコニアからなるセラミック層を種々の条件でのSPSによって形成した。得たTBCの熱伝導率測定をレーザフラッシュ法を用いて行なった。ミクロ組織観察および密度(気孔率)測定を実施した。併せて,オブジェクト指向有限要素法によるモデリングを実施した。これらの実験と解析から,SPSで形成したTBC層中の種々の細孔が熱伝導率に強く影響を与えることを明らかにした。

シソーラス用語： *プラズマ溶射 ,  *遮熱コーティング ,  セラミック ,  酸化イットリウム ,  酸化ジルコニウム ,  空隙率 ,  細孔 ,  *熱伝導率 ,  モデリング
準シソーラス用語： イットリア安定化ジルコニア ,  *サスペンションプラズマ溶射

分類 (2件)： 溶射  (WC08030N) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

タイトルに関連する用語 (6件)： サスペンション ,  溶射 ,  遮熱コーティング ,  熱伝導率 ,  モデリング ,  実験