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J-GLOBAL ID:201702234370639076   整理番号:17A0526683

推定される葉緑体局在型Ca2+/H+アンチポーターCCHA1は,シロイヌナズナにおいて,カルシウムおよびpHホメオスタシスに関与しており,PSII機能に必須である

A Putative Chloroplast-Localized Ca2+/H+ Antiporter CCHA1 Is Involved in Calcium and pH Homeostasis and Required for PSII Function in Arabidopsis
著者 (12件):
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巻:号:ページ: 1183-1196  発行年: 2016年08月01日 
JST資料番号: W2375A  ISSN: 1674-2052  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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葉緑体局在型のCa2+/H+アンチポーターと考えられるCCHA1の機能解析を,シロイヌナズナにおいて行った。ccha1変異体の表現型を観察したところ,野生型と比べて葉の細胞サイズが小さく,葉面積が小さいことが分かった。また,これらの葉においては,クロロフィル含量も減少していた。CCHA1は葉緑体に局在しており,変異体ではPSIIコアサブユニットおよび酸素発生複合体が減少していることが示された。酵母のCa2+/H+アンチポーターの機能欠損変異体に対する相補実験から,CCHA1のCa2+/H+アンチポーターとしての機能が少なくとも部分的に示された。さらに,ccha1変異体は,野生型と比べて,高濃度のCaCl2およびMnCl2に対する感受性が高く,pHの変化にも大きな影響を受けた。以上より,CCHA1は,PSIIの機能ならびにCa2+およびpH恒常性を制御すると考えられた。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  光合成 

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