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J-GLOBAL ID：201702234444208089   整理番号：17A0696311

3次元SiO₂/CoFe₂O₄磁性フォトニック結晶のファラデー効果の大きなスペクトル変調

Large Spectral Modification of the Faraday Effect of 3D SiO₂/CoFe₂O₄ Magneto-Photonic Crystals

著者 (7件)： DIWAN Elie Abou (Univ. Saint Etienne, Saint-Etienne, FRA) ,  ROYER Francois (Univ. Saint Etienne, Saint-Etienne, FRA) ,  JAMON Damien (Univ. Saint Etienne, Saint-Etienne, FRA) ,  KEKESI Renata (Univ. Saint Etienne, Saint-Etienne, FRA) ,  NEVEU Sophie (UPMC Univ. Paris 06, Paris, FRA) ,  BLANC-MIGNON Marie-Francoise (Univ. Saint Etienne, Saint-Etienne, FRA) ,  ROUSSEAU Jean Jacques (Univ. Saint Etienne, Saint-Etienne, FRA)
資料名： Journal of Nanoscience and Nanotechnology  (Journal of Nanoscience and Nanotechnology)
巻： 16  号： 9  ページ： 10160-10165  発行年： 2016年09月 
JST資料番号： W1351A  ISSN： 1533-4880  CODEN： JNNOAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 直径約10nmのコバルトフェライトナノ粒子がドープされたSiO₂マトリックス中に,空気ボールが3次元的に周期配列した3次元磁性フォトニック結晶(3D MPC)を作製し,ファラデー効果を調べた。フォトニックバンドギャップ(PBG)の中心波長の位置を評価するため,光透過率の波長依存性を測定した。PBGの中心波長は,磁性ナノ粒子の体積分率とともに線形的に変化した。ファラデー回転および楕円率を波長の関数として測定した結果,PBG近傍の磁気光学(MO)効果の値は,空気ボールのないMO単層に比べそのスペクトルが大きく変調された。ファラデー効果は,電磁場がMO材料に集中するPBGの長波長端で大きく増大した。これらの結果は3D配列がファラデー回転を増大させる一つの方法であることを証明している。しかし,現在の3次元構造の品質は大面積に渡って高くないため,磁気光学的応用には適していない。3Dリソグラフィによる研究が現在進行中である。

シソーラス用語： *フォトニック結晶 ,  *磁性体 ,  三次元 ,  *二酸化ケイ素 ,  *フェライト ,  コバルト化合物 ,  *ドーピング ,  ナノ粒子 ,  規則化 ,  周期構造 ,  *フォトニックバンドギャップ ,  *Faraday効果 ,  比率 ,  球状 ,  *信号変調
準シソーラス用語： Faraday回転 ,  楕円率 ,  *スペクトル変調

分類 (1件)： 電気光学効果,磁気光学効果  (BM08020L)

タイトルに関連する用語 (5件)： 3次元 ,  SiO2 ,  磁性フォトニック結晶 ,  ファラデー効果 ,  スペクトル変調