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J-GLOBAL ID:201702234508121318   整理番号:17A0287842

放射線防御のための経口投与できるγ-トコトリエノール(GT3)ナノエマルジョンの開発

Development of Orally Administered γ-Tocotrienol (GT3) Nanoemulsion for Radioprotection
著者 (9件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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この研究の目的は2つある。(1)予防的に経口投与される放射線防御剤としてのγ-トコトリエノール(GT3)製剤を開発すること。(2)その製剤と化合物の構造的完全性を保つ保存条件を最適化すること。GT3はナノエマルジョンに取り込ませ,ラクトースと共に凍結乾燥した。UPLC-MSを用いて,GT3の長期の化学的安定性,粒子サイズおよびζポテンシャルを追跡した。走査型電子顕微鏡を用いて,ナノエマルジョンの物理化学的安定性を解析した。放射線防御活性と毒性をマウスで評価した。液体製剤では,すべての保存温度でGT3の分解が見られた。4°Cで保存した場合,液体,凍結乾燥いずれのナノエマルジョンも,粒子サイズとζポテンシャルは安定であった。600mg/kgのGT3の経口投与量で,ナノエマルジョンは,マウスにおいて観察可能な毒性は示さなかった。ナノ製剤化GT3(300 mg/kg)は,GT3単独(200および400 mg/kg)と比べて,全身的にガンマ線照射したCD2F1マウスにおいて,より高い生存率を示した。薬剤と製剤完全性の保存のために,GT3製剤の最適な長期保存は,粉末として,-20°Cで行うことであった。予防的放射線防御のための,経口投与できるナノエマルジョンとしてのGT3の製剤は,有望であり,さらなる研究の価値がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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動物に対する影響  ,  基礎放射線医学  ,  製剤一般 
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