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J-GLOBAL ID:201702234574113480   整理番号:17A0763466

モノリス型シリカのマクロおよびメソ多孔性に及ぼすゲル化温度の影響の低い評価について

On the underestimated impact of the gelation temperature on macro- and mesoporosity in monolithic silica
著者 (5件):
資料名:
巻: 19  号: 22  ページ: 14821-14834  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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特別なゾル-ゲル法(「nakanishiプロセス」)を用いた二峰分布の多孔性を有するモノリス型SiO2の調製は,通常,始めの溶液の数種の物理化学的パラメータ(濃度,前駆体,pH,温度など)に対する顕著な感度を示す。このように,ゾル-ゲル反応中のそれらパラメータの一時的および空間的な変化は,細孔径分布と均一性に関して最終的なメソ孔およびマクロ孔の空間に影響する。本研究では,ゲル化中の温度の正確さとその均一性の影響とメソ孔およびマクロ孔の空間に及ぼすそれらの影響に関して,ゾル-ゲル反応を徹底的に検討した。高度に均一で正確な温度プロフィールを用いて調製したモノリス型SiO2ロッドにおけるマクロ多孔性の詳細な特性解析は,反応中のたった1.5°Cの温度低下が,研究した温度範囲(22.0~28.0°Cと33.5~36.5°C)で,マクロ孔の平均的な径を二倍に増大させることを示した。ゲル化温度と出発溶液の粘性のレオロジー的な測定は,高い反応速度がこの顕著な温度感度の主な理由であることを証明した。さらに,メソ多孔性は,ゲル化反応中に科した小さな温度差によって,驚くべき度合いで影響された。この現象は,主に,マクロ孔と骨格の大きさにおける温度依存性の差と骨格内におけるメソ孔の大きさの不均一な分布によって引き起こされることが示された。本質的には,本研究は,ゾル-ゲルプロセス中のメソおよびマクロスケールな寸法体の生成に及ぼす温度の影響が今まで低く評価されてきたことを明らかにした。モノリス合成中の劣等な温度の均一性の影響は,モノリス型シリカ毛細管カラムをHPLCに応用することで具体的に例示された。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
分類
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触媒の調製  ,  触媒の性質一般 

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