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J-GLOBAL ID：201702234650011294   整理番号：17A0527354

ユーザ目線からみたアルミニウム合金材料への要求と期待 3 自動車用押出形材

著者 (1件)： 中沢靖 (本田技研)
資料名： 軽金属  (Journal of Japan Institute of Light Metals)
巻： 67  号： 4  ページ： 118-124  発行年： 2017年04月30日 
JST資料番号： F0772A  ISSN： 0451-5994  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自動車にはCAFE(企業平均燃費)や衝突安全など数々の規制や法規があり年々厳しくなる方向である。これらを満足するため,各自動車メーカーでは日々コストと戦いながら軽量化を進めている。その結果,現在のアルミニウム使用比率は年々上昇している。そこで本稿では,自動車軽量化の観点より,アルミニウム押出への要求と期待をまとめた。まず,車両への押出材の使用状況について,一般車における押出材使用(コンデンサ,バンパービームなど)と超軽量化を目指した車両における押出材使用(ホンダのオールアルミ化NSXなど)について述べた。次に,競合材料・製法の技術進化(超高張力鋼,ホットスタンプなど)について述べた上で,最後に,押出およびその周辺技術に対して望むものとして,材料(6000系合金のSi,Mg,Mg₂Siの関係,微細再結晶組織など),ダイクエンチ(押出直後の焼入れ),材料歩留まり(短尺への切断ロス,圧入部の内径加工などの2次加工ロス),など10項目を紹介した。

シソーラス用語： *押出製品 ,  軽量化 ,  熱伝導率 ,  エネルギー吸収 ,  *自動車車体構造 ,  加工性 ,  応力腐食割れ ,  耐食性 ,  *アルミニウム合金 ,  焼入 ,  強度発現 ,  歩留り ,  押出ダイス ,  軸受 ,  シミュレーション ,  接合 ,  衝撃吸収 ,  ダイクエンチング ,  自動車用材料 ,  改変 ,  亀裂 ,  腐食割れ ,  機械的性質
準シソーラス用語： ダイクエンチ ,  ダイス【押出】 ,  強度向上 ,  自動車材料 ,  精度向上

分類 (2件)： 車体構造とぎ装  (QG03060R) ,  押出  (WC04020A)

引用文献 (4件)：

• 1) 一般社団法人日本アルミニウム協会 自動車アルミ化委員会:自動車向けアルミニウム素材別需要構成 2015年
• 2) バンパービーム:(株)UACJ提供 クラッシュボックス,コンデンサー,ABSモジュレータボディ:日本軽金属(株)提供 スペースフレーム:AUDI JAPANホームページより転載 http://www.audi-press.jp/technology/asf/index.htm リヤコントロールアーム:Neuman Aluminium Raufoss Technology ASホームページより転載 http://www.neuman.at/gb/ExtruformProducts
• 3) 昭和電工(株)提供
• 4) Click2Extrude:アルテアエンジニアリング(株)提供 QFORM Extrusion:アプライドデザイン(株)ホームページより転載 http://www.ada.co.jp/products/qform/qformex_function2.html

タイトルに関連する用語 (4件)： アルミニウム合金材料 ,  期待 ,  自動車 ,  押出形材