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J-GLOBAL ID：201702234685181072   整理番号：17A0637893

HClガスのAr-広がりスペクトル線ウィングにおける超-およびサブ-Lorentz効果

Super- and sub-Lorentzian effects in the Ar-broadened line wings of HCl gas

著者 (4件)： Tran Ha (Laboratoire de Meteorologie Dynamique, IPSL, CNRS, Sorbonne Universites, UPMC University Paris 06, 75252 Paris, France) ,  Li Gang (Physikalisch-Technische Bundesanstalt, Bundesallee 100, 38116 Braunschweig, Germany) ,  Ebert Volker (Physikalisch-Technische Bundesanstalt, Bundesallee 100, 38116 Braunschweig, Germany) ,  Hartmann Jean-Michel (Laboratoire de Meteorologie Dynamque, IPSL, CNRS, Ecole Polytechnique, Universite Paris-Saclay, 91128 Palaiseau, France)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 146  号： 19  ページ： 194305-194305-7  発行年： 2017年05月21日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 複数の圧力条件に対して,室温でのArガス中に希釈したHClに関して以前測定されたスペクトルを用い,一連のPおよびR遷移の間の吸収が,純粋にLorentz的な線形で予測されたものとは著しく異なることを示した。このスペクトルに関する直接的な理論予測も,再量子化古典的分子動力学シミュレーションおよび入力HCl-Ar相互作用ポテンシャルを用いて行った。これらは,双極子自己相関関数(DAF)の時間発展を与え,そのFourier-Laplace変換が吸収スペクトルを与える。これらの計算は,バンドの中心部分における強い吸収線の間の起伏に観測される超Lorentz挙動および高いJ線の間のバンドウィングにおいてサブ-Lorentz的になる吸収の傾向を非常によく再現する。この解析によって,前者の挙動は,非常に短い時間でのDAFを支配する不完全衝突に本質的に基づくものであることを示した。さらに,バンド中心から離れると増強するスペクトル線混合が,吸収がウィングでよりサブ-Lorentz的になる傾向を説明する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *塩化水素 ,  アルゴン ,  *スペクトル線広がり ,  *Lorentz型線形 ,  *計算機シミュレーション ,  ポテンシャル ,  自己相関関数 ,  時間発展 ,  Fourier変換 ,  Laplace変換
準シソーラス用語： *分子動力学シミュレーション ,  相互作用ポテンシャル

分類 (1件)： 光学スペクトル及び光散乱一般  (BM08050S)

タイトルに関連する用語 (3件)： HClガス ,  広がり ,  サブ