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J-GLOBAL ID：201702234779111826   整理番号：17A0800483

炭素繊維強化ポリプロピレン複合材料の結晶化挙動と機械的性質

Crystallization behaviors and mechanical properties of carbon fiber-reinforced polypropylene composites

著者 (5件)： TIAN Huafeng (Beijing Technol. and Business Univ., Beijing, CHN) ,  TIAN Huafeng (Donghua Univ., Shanghai, CHN) ,  ZHANG Shuai (Beijing Technol. and Business Univ., Beijing, CHN) ,  GE Xiang (Beijing Technol. and Business Univ., Beijing, CHN) ,  XIANG Aimin (Beijing Technol. and Business Univ., Beijing, CHN)
資料名： Journal of Thermal Analysis and Calorimetry  (Journal of Thermal Analysis and Calorimetry)
巻： 128  号： 3  ページ： 1495-1504  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： H0095C  ISSN： 1388-6150  CODEN： JTHEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭素繊維(CF)強化ポリプロピレン(PP)複合材料を溶融加工で製造し,得られた複合材料の構造および特性に対する炭素繊維の効果を検討した。SEM画像によれば,複合材料の界面相溶性は良好であり,CFマトリックス中にはCFが均一に分散していた。炭素繊維の増加に伴い,貯蔵弾性率が劇的に増加し,炭素繊維PPマトリックスの強化効果が示唆された。結晶化温度は,結晶化過程での活性化エネルギーを低下させるPPの不均一核生成剤によって増加し,結晶化を促進し,等温結晶化の過程において,CFは結晶化速度の時間を大幅に短縮した。CF強化材料の場合,球晶結晶形態はCFによって破壊されたが,多くの未結合結晶が形成された。複合材料の引張強さおよび曲げ強さは,CF含有量が増加するにつれて増大し,CFが20質量%添加された場合,純PPと比較して100%を超えて増大した。

シソーラス用語： *炭素繊維強化プラスチック ,  ポリプロピレン ,  *結晶化 ,  電子顕微鏡観察 ,  晶出温度 ,  添加物効果 ,  活性化エネルギー ,  核形成 ,  *晶析速度 ,  濃度依存性 ,  モルフォロジー ,  *曲げ強さ ,  *引張強さ ,  動弾性係数 ,  示差走査熱量測定

分類 (2件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  高分子固体の力学的性質  (CG02023D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 炭素繊維 ,  強化 ,  ポリプロピレン ,  複合材料 ,  結晶化挙動 ,  機械的性質