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J-GLOBAL ID：201702235140265761   整理番号：17A0006259

遊漁でのミナミマグロ(Thunnus maccoyii)の捕獲で生じた生理学的なストレスと放流後の斃死

Capture-induced physiological stress and postrelease mortality for Southern bluefin tuna (Thunnus maccoyii) from a recreational fishery

著者 (4件)： TRACEY Sean R. (Univ. Tasmania, Tasmania, AUS) ,  HARTMANN Klaas (Univ. Tasmania, Tasmania, AUS) ,  LEEF Melanie (Univ. Tasmania, Tasmania, AUS) ,  MCALLISTER Jaime (Univ. Tasmania, Tasmania, AUS)
資料名： Canadian Journal of Fisheries and Aquatic Sciences  (Canadian Journal of Fisheries and Aquatic Sciences)
巻： 73  号： 10  ページ： 1547-1556  発行年： 2016年10月 
JST資料番号： H0491A  ISSN： 0706-652X  CODEN： CJFSDX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： カナダ (CAN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： オーストラリアでは,遊漁で釣られたミナミマグロ(Thunnus maccoyii)の約25%が放流されているとの報告があることから,放流後の斃死を把握することは資源管理上で重要である。そこで本研究では,タスマニア州を含むオーストラリア南東部の沿岸域において異なる条件のルアー釣りで捕獲されたミナミマグロから採血を行った後,ポップアップアーカイバルタグを標識し,キャッチアンドリリース後の生残率を調べた。採血した血液はグルコース,乳酸,コルチゾール,浸透圧などの生化学的指標の測定を行い,魚の生理状態を把握した。その結果,釣針の種類を除いて,放流後の生残率に有意な影響を及ぼす要因は確認されなかった。釣り針がかかった位置,釣り上げるまでの時間,生理ストレスの生化学的指標,及び釣り上げてからのハンドリング時間などに関連した身体的なダメージは,放流後の斃死率につながる有意な要因ではなかった。

シソーラス用語： *マグロ ,  海洋レジャー ,  漁獲 ,  *釣 ,  *ストレス ,  生存率 ,  オーストラリア連邦 ,  放流
準シソーラス用語： *ミナミマグロ ,  *Thunnus maccoyii ,  遊漁 ,  *キャッチアンドリリース ,  *生理的ストレス ,  生残率 ,  標識放流

分類 (3件)： 魚類  (FH02020K) ,  漁労一般  (FH03010G) ,  生体防御と免疫系一般  (ED01010F)

タイトルに関連する用語 (8件)： 遊漁 ,  ミナミマグロ ,  Thunnus ,  捕獲 ,  生理学 ,  ストレス ,  放流 ,  斃死