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J-GLOBAL ID：201702235172400063   整理番号：17A0317736

バイオ系ポリオールを組み込んだとセルロースナノ結晶の低分画で強化したポリウレタンナノ複合材料【Powered by NICT】

Polyurethane nanocomposites incorporating biobased polyols and reinforced with a low fraction of cellulose nanocrystals

著者 (3件)： Kong Xiaohua (Lipid Chemistry Group, Department of Agricultural Food and Nutritional Science, 4-10 Agriculture/Forestry Centre, University of Alberta, Edmonton, Alberta, T6G 2P5, Canada) ,  Zhao Liyan (Processing Technologies, Alberta Innovates-Technology Futures, 250 Karl Clark Road, Edmonton, Alberta, T6N 1E4, Canada) ,  Curtis Jonathan M. (Lipid Chemistry Group, Department of Agricultural Food and Nutritional Science, 4-10 Agriculture/Forestry Centre, University of Alberta, Edmonton, Alberta, T6G 2P5, Canada)
資料名： Carbohydrate Polymers  (Carbohydrate Polymers)
巻： 152  ページ： 487-495  発行年： 2016年 
JST資料番号： E0961A  ISSN： 0144-8617  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 増強された熱的および機械的特性を有する高固形分ポリウレタン(PU)ナノ複合材料を無溶媒プロセスにおけるセルロースナノ結晶(CNC)の低画分の組み込むことにより作製した。はバイオベースポリオール,PU CNCナノ複合材料を製造するために使用したCNCの良好に分散し,安定な懸濁液を作製する簡便な方法を使用した。透過型電子顕微鏡は,個々のCNC粒子がPUマトリックス内に均一に分散していることを明らかにした。FTIRの結果は,CNC粒子が重合中にPU分子鎖に共有結合していることを示唆した。示差走査熱量測定及び動的機械分析によって示されるように,ナノ複合材料の熱機械的性質は,純粋なPUよりも著しく改善された。純PUと比較して,CNCの0.5%だけの添加で調製したPUナノ複合材料は6°C高いことをガラス転移温度を有し,それらのYoung率は約10%高く,その耐摩耗性は約25%高かった。最適組成はバイオベースポリオールを用いて作製したPU複合材料の強化のためのCNCの低レベルの利用のための良好な可能性があることを示すわずか0.5%CNC(w/w)を含んでいる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 懸濁液 ,  *セルロース ,  *複合材料 ,  共有結合 ,  ガラス転移点 ,  透過型電子顕微鏡 ,  *ナノ結晶 ,  示差走査熱量測定 ,  Young率 ,  動的機械分析 ,  *ポリオール ,  耐摩耗性 ,  *ナノ複合材料
準シソーラス用語： 熱機械的性質 ,  無溶媒反応 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： バイオベースポリウレタン ,  Nanocomposites ,  セルロースナノ結晶 ,  架橋密度 ,  耐摩耗性 ,  熱安定性

分類 (3件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  食品包装  (FJ02030B) ,  多糖類  (CF10054P)

タイトルに関連する用語 (6件)： ポリオール ,  セルロースナノ結晶 ,  分画 ,  強化 ,  ポリウレタン ,  ナノ複合材料