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J-GLOBAL ID:201702237904325293   整理番号:17A0845409

アラビアゴムモドキAcacia niloticaの果実からの含水アルコール抽出物および数種のプロアントシアニジン誘導体の抗Onchocerca属(糸状虫科)および抗Caenorhabditis属(桿線虫類)活性

Anti-Onchocerca and Anti-Caenorhabditis Activity of a Hydro-Alcoholic Extract from the Fruits of Acacia nilotica and Some Proanthocyanidin Derivatives
著者 (6件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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タンニン含量の高いアラビアゴムモドキAcacia niloticaの果実は伝統的な信仰治療師による抗フィラリア薬としてカメルーン北部で使用されている。本研究では,果実の含水アルコール抽出物(粗抽出物(CE))とその最も活性のある画分中の主要成分の1つである(+)-カテキン-3-O-ガラート(CG),同様に4種の関連プロアントシアニジン類である(-)-エピカテキン-3-O-ガラート(ECG),(+)-ガロカテキン(GC),(-)-エピガロカテキン(EGC)および(-)-エピガロカテキン-3-O-ガラート(EGCG)の自由生活モデル生物Caenorhabditis elegansおよびウシフィラリア寄生虫Onchocerca ochengiに対する潜在的in vitro駆虫特性を評価した。様々な濃度の果実抽出物,画分および純粋化合物の存在下で虫をインキュベートした。死亡率についての効果を48時間後にモニターした。植物抽出物とすべての純粋試験化合物はO.ochengi(雄に対するLC50は1.2~11.5μg/mLの範囲)およびC.elegans(野生型に対するLC50は33.8~350μg/mLの範囲)に対して活性を示した。C.elegansに対して化合物が効果を示すためには高いLC50が必要であったが,O.ochengiに対しては非常に低いLC50で充分であった。重要なことに,Wistarラットにおける急性経口毒性試験(最低用量:10mg/kg)によって,粗抽出物と純粋化合物が無毒で安全に使用できることを実証した。加えて,Caco-2細胞株による細胞毒性試験の結果(CC50は47.1~93.2μg/mLの範囲)によって,粗抽出物と純粋化合物に大きな毒性がないことが裏づけられた。これらの結果は,カメルーンの伝統的な信仰治療師,放牧民および牧畜民による線虫感染に対するアラビアゴムモドキA.niloticaの使用とよく合致している。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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生体物質一般  ,  植物の生化学  ,  抗原虫薬・駆虫薬の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究 
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