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J-GLOBAL ID:201702240482690907   整理番号:17A0090493

PCA分解で支援された湿式メカニカルアロイングを経たFeベース合金の非晶質化

Amorphisation of Fe-based alloy via wet mechanical alloying assisted by PCA decomposition
著者 (7件):
資料名:
巻: 183  ページ: 83-92  発行年: 2016年11月01日 
JST資料番号: E0934A  ISSN: 0254-0584  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Fe75Si20B5(原子%)合金の非晶質化を,元素粉体の混合物から出発した湿式および乾式メカニカルアロイング両者で試みた。粉体非晶質化は,乾式メカニカルアロイングの140時間後でも達成されなかった。同じ摩砕パラメータを用いて,湿式メカニカルアロイングを使用した場合,摩砕の40時間後に粉体の非晶質化を達成した。炭素による汚染での粉体非晶質化能力の向上に関する仮説を,X線光電子分光法(XPS)測定で証明したが,これにより,湿式機械的合金化試料の化学組成中の炭素の存在を明らかにした。さまざまな炭素含有量を有する,より短い摩砕時間およびいくつかのプロセス制御剤(PCA)(エタノール,オレイン酸およびベンゼン)を使用することにより,粉体非晶質化に必要な摩砕時間は,PCAの炭素含有量に関連することが判明した。加熱された試料に対して行った示差走査熱量測定(DSC),熱磁気(TG)およびX線回折(XRD)測定から,結晶化が488°Cで起こることにより,Fe3SiおよびFe2Bが生成することが判明した。H2雰囲気下で行われた熱重量測定は,Cによる同じ量の汚染を示したが,これは,PCAの種類にかかわらず,非晶質試料について約2.3重量%であった。湿式摩砕された試料の飽和磁化は,摩砕時間を増加させると減少した。ベンゼンで最大20時間まで湿式摩砕およびオレイン酸で最大30時間まで湿式摩砕した非晶質試料の場合,飽和磁化はほぼ同じ値を有し,同じ程度の汚染を示した。同様のパラメータを利用して摩砕した試料で行ったXRDから,TGプロットから計算された等量の元素Cを添加するだけで,粉体非晶質化を乾式摩砕でも達成できることが判明した。これにより,本系において,粉体を汚染する可能性の有る原子種を考慮することにより,必要とする余剰量のメタロイドを提供できるマイクロアロイング元素として利用できることが判明した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
粉末製造  ,  変態組織,加工組織  ,  無機化合物一般及び元素 

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