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J-GLOBAL ID:201702240551617892   整理番号:17A0641928

リグニンモデル化合物におけるCα-Cβ結合のマイクロ波支援結合開裂におけるベンジル官能基化の影響

Effect of Benzyl Functionality on Microwave-Assisted Cleavage of Cα-Cβ Bonds in Lignin Model Compounds
著者 (7件):
資料名:
巻: 121  号:ページ: 1537-1545  発行年: 2017年01月26日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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リグニンは,液体バイオ燃料および小型芳香族分子製造の潜在的な再生可能原料である。リグニンは異質で枝分かれ3次元アルキル芳香族構造により,その効果的利用は注目されず,小さな芳香族分子への転化は課題のままとなっている。本研究では,リグニンモデル化合物中のCα-Cβ結合のマイクロ波による開裂に対するCα-OH,Cα-O,Cα-H,およびCα-OCH3の効果を,硫酸第二鉄を触媒として調べた。リグニン中の様々な結合の切断メカニズムを調べるために密度汎関数理論(DFT)計算を用いた。これらの結果から,Cα-Cβ結合のマイクロ波支援開裂機構を提案した。Cα-OHのCα-Oへの酸化はCα-Cβ結合の開裂を促進するが,Cα-OCH3へのCα-OHのエーテル化はCα-Cβ結合の開裂反応性に影響を及ぼさなかった。Cα-OH還元で,Cα-Cβ結合は切断されなかった。Cα-Cβ結合のマイクロ波支援開裂は,一次反応およびラジカル反応機構に従った。本研究は,マイクロ波照射下で異なるベンジル官能基をもつリグニンから芳香族アルデヒドまたはエステルを選択的に製造できることを示唆した。
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分類 (4件):
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木材化学  ,  高分子の分解,劣化  ,  動植物,微生物のその他の産生物質  ,  反応操作(単位反応) 
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