文献
J-GLOBAL ID:201702243712590559   整理番号:17A0763569

チタン,白金,鉄アザカリックスフィリンの構造,スピン状態,光学的性質について: DFT研究

On the structures, spin states, and optical properties of titanium, platinum, and iron azacalixphyrins: a DFT study
著者 (3件):
資料名:
巻: 19  号: 24  ページ: 15903-15913  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アザカリックスフィリン(ACP)は,ポルフィリンに対して等電子的であり,構造的に新しいクラスの大環状化合物からなる。ここでは,チタン,白金,および鉄イオンを中心にメタル化したACP大環状化合物の特性の最初の理論的研究を報告した。著者らは,元のフェニル型ACP,および新しいピリジル型の両方を考慮した。本結果から,擬似Jahn-Teller効果により,メタル化が大環状化合物の大域構造に大きく影響し,D2dとS4構造との間の立体配座変化を可能にすることを示した。このような効果は,無金属ACPでは見出されなかった。さらに,純粋な一重項プラチナACP,および純粋な三重項鉄ACPとは対照的に,特に弱い場の配位子が金属中心に軸方向位置で結合している場合,チタンACPにおいていくつかのスピン状態がエネルギー的に近いことがわかった。TD-DFTの計算によれば,メタル化は光学的性質も調整した。特に,近赤外領域の吸収帯は,D2dからS4構造に移行する際に,約100~200nmの浅色シフトを引き起こした。著者らは,軸方向位置における電気活性配位子の添加がこれらのスペクトル変化をどのように増加または調整することができるかを定量化した。したがって,本研究により,ACP配位錯体の開発を支援した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子化合物  ,  分子化合物の結晶構造 
物質索引 (2件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る