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J-GLOBAL ID:201702243806693663   整理番号:17A0894396

タイとラオスの気候変動による氾濫と土壌侵食ジオ災害の緩和:山岳地から低地まで

Mitigations of flooding and soil erosions geo-disasters in Thailand and Laos due to climate change: From Mountains to Lowlands
著者 (5件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 63-76  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: L7417B  ISSN: 1344-9656  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2011年,タイは気候変動による破壊的な氾濫を受けた。この間に,太平洋領域からの2つの台風が,台湾と日本に向かう通常の経路の代わりに,ベトナムを横断して北ラオスと北タイに向かった。続いて,巨大な氾濫が多くのインフラストラクチャを破損し,タイの中央平野に位置する多くの工業団地と教育機関の洪水防護堤防を越流した。例を挙げると,ハイテク工業団地,Bang Pain工業団地,Navanakom工業団地,およびアジア工科大学が含まれる。また,同じ現象が隣接するラオスPDR(人民共和国)で発生し,異常な大雨と広範囲な河川氾濫もたらした。その結果,氾濫河川の高速の流れを伴う高水位によって引き起こされた飽和のため,斜面崩壊を伴った堤防浸食が南ラオスPakseのXedon川で発生した。これらの緩和構造物の安定性を評価するため,有限要素と極限平衡法を活用した。PLAXISの2Dソフトウェアは,様々な支持および補強材料を組み込んだ低および高水位での斜面防護計画を分析するために使用した。そのうえ,PLAXISの2Dソフトウェアを用い,洪水水位の種々のケースについて,堤防の高さを増して改良した治水堤防の垂直方向の変形を予測した。さらに,SLIDEソフトウェアを用い,極限平衡法を用いることによって様々な河川堤防の浸食防止構造の安全係数を予測した。その上,RESSAソフトウェアを利用し,PakseのXedon河川堤防の蛇籠とマットレスを組合せたジオシンセティック強化による浸食防止構造の斜面安定性を評価した。ラオスPDRは高度の高い山が多い。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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自然災害  ,  洪水対策 

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