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J-GLOBAL ID:201702243896145765   整理番号:17A0402600

Escherichia coliを過剰発現している炭酸脱水酵素とホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼ遺伝子によるこはく酸中へのガス状CO_2の取込増加【Powered by NICT】

Increased incorporation of gaseous CO2 into succinate by Escherichia coli overexpressing carbonic anhydrase and phosphoenolpyruvate carboxylase genes
著者 (8件):
資料名:
巻: 241  ページ: 101-107  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0456C  ISSN: 0168-1656  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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二酸化炭素(CO_2)は,大気における地球温暖化に関与していることを豊富で安価な炭素源である。本研究の目的は,CO_2から誘導されたコハク酸の産生増加を示すことを組換えE.coli株を構築した。本研究では,著者らは~13CO_2から誘導した一炭素-13(~13C)を含むこはく酸を分析することによって利用の向上を確認した。Hahella chejuensis KCTC2515,2396から誘導した炭酸脱水酵素遺伝子(SP( )HCCA)は,E.coliにおける重炭酸イオン(HCO_3~ )合成に対する炭素フラックスを向上させるために過剰発現させた。ホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼ遺伝子(ppc)は炭素フラックスを増強することによりオキサロ酢酸の生産を高めるために過剰発現させた。対照株と比較して,総コハク酸にコハク酸を含む1~13C(こはく酸~119)の割合は約,2.80倍増強され,コハク酸~119の量もSGJS120約4.09倍増加した。第二に,乳酸デヒドロゲナーゼ遺伝子(ldhA)はSGJS120におけるコハク酸生産を増強するためのグルコースからの炭素源の利用をに欠失させた。しかしながら,ldhA欠失はSJGS120におけるCO_2利用を増加させなかった。最後に,ホスホトランスフェラーゼ系遺伝子(ptsG)及びピルビン酸キナーゼF遺伝子(pykF)はホスホエノールピルビン酸(PEP)の量を増加させるために欠失した。SGJS126(pykF欠失株)は最も増加し,対照株よりも,6.05倍高かった。結果から,SP( )HCCA過剰発現とpykF欠失はE.coliにおけるCO_2利用を強化するための有用である可能性がある。操作株はCO_2のような工業的に安価な炭素源を用いて,価値ある化学物質へのCO_2変換によるコハク酸生産のコストを低減する可能性を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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代謝と栄養  ,  微生物代謝産物の生産 

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