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J-GLOBAL ID:201702244073392929   整理番号:17A0318597

オレフィンブロック共重合体で強化されたポリプロピレンランダム共重合体【Powered by NICT】

Toughened polypropylene random copolymer with olefin block copolymer
著者 (5件):
資料名:
巻: 107  ページ: 295-301  発行年: 2016年 
JST資料番号: A0495B  ISSN: 0264-1275  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,室温と低温(0°C)ポリプロピレンランダム共重合体(PPR)のオレフィンブロック共重合体(OBC)の強靭化効果を調べた。機械的試験はOBCはPPRのための効果的な耐衝撃性改良剤であることを示した。唯一5wt%OBCの添加により,室温と0°Cで得られたブレンドの切欠きアイゾット衝撃強さは66.5と9.27kJ/m~2%,135.8%と43.9%増加し,それぞれである。0°Cで10wt%OBCを含む混合物のこの値は60.2kJ/m~2であり,それは同じ温度で元のPPRのそれよりも約八倍高かった。OBCの融点が高いため,その添加による剛性の低下は軽度であった。10wt%OBCを含むブレンドの引張強さ及び曲げ弾性率は,純粋なPPRのそれよりわずか8.3と11.3%低かった。形態,結晶化とレオロジー挙動の研究は,靭性の大きな改善はPPRの球晶サイズの減少とPPRマトリックスとOBC分散相間の優れた相溶性に起因するものであることを示唆した。の剛性-靱性バランスを有するPPRを製造する簡単で有効なアプローチを提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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