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J-GLOBAL ID:201702244099015949   整理番号:17A0322182

ストレスに応答し,タバコでのトコフェロール産生を活性化するサツマイモにおけるトコフェロール生合成遺伝子の分子特性化【Powered by NICT】

Molecular characterization of tocopherol biosynthetic genes in sweetpotato that respond to stress and activate the tocopherol production in tobacco
著者 (13件):
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巻: 106  ページ: 118-128  発行年: 2016年 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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トコフェロール(ビタミンE)は,酸化ストレスに対する植物応答に関与していると考えられている葉緑体脂質である。本研究では,サツマイモ(Ipomoea batatas[L.]Lam)からの五種のトコフェロール生合成遺伝子,4 ヒドロキシフェニルピルバートジオキシゲナーゼ(IbHPPD),ホモゲンチジン酸フィチルトランスフェラーゼ(IbHPT),2 メチル 6 フィチルベンゾキノールメチルトランスフェラーゼ(IbMPBQ MT),トコフェロールシクラーゼ(IbTC)及びγ-トコフェロールメチルトランスフェラーゼ(IbTMT)をコードする遺伝子を単離し,特性化した。蛍光顕微鏡分析は,四--蛋白質は葉緑体に局在し,一方IbHPPDは核で観察されたことを示した。定量RT-PCR分析は五トコフェロール生合成遺伝子の発現パターンは,異なる植物組織中の,また異なる応力条件下で変化することを明らかにした。五種類全ての遺伝子は,葉組織で高度に発現したが,IbHPPDとIbHPTは厚い根で高発現した。これら五遺伝子の発現パターンは,PEG,NaClおよびH_2O_2~-媒介酸化的ストレスに応答して有意に異なった。IbHPPDは強くPEGとH_2O_2処理後誘導されIbHPTはPEG処理後に誘導された,IbMPBQ MTとIbTCはNaCl処理後の高度に発現した。細菌病原体Pectobacterium chrysanthemiの感染により,IbHPPDの発現は,サツマイモ葉において急激に増加したが,他の遺伝子の発現は減少または変化しなかった。(Nicotiana bentamiana)タバコにおける五トコフェロール生合成遺伝子の一時的発現葉は導入遺伝子発現とトコフェロール生産の転写値を増加した。,著者らの結果は,サツマイモの五トコフェロール生合成遺伝子はトコフェロール生産の転写調節因子としてストレス防御応答に役割を果たしていることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  植物の生化学 

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