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J-GLOBAL ID:201702244107248556   整理番号:17A0451383

0の起源と重度変形超弾性NiTi合金における負の熱膨張【Powered by NICT】

Origin of zero and negative thermal expansion in severely-deformed superelastic NiTi alloy
著者 (6件):
資料名:
巻: 124  ページ: 79-92  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0316A  ISSN: 1359-6454  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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厳しい冷間圧延により製造したナノ構造NiTiシートにおける不変鋼のような挙動と負のTEをもたらす異常な面内熱膨張(TE)異方性の物理的起源を調べた。巨視的TE挙動に及ぼすオーステナイト(B2)とマルテンサイト(B19′)相の粒径(GS),結晶学的集合組織,熱的に誘起された相変態,および内因性(格子レベル)TEの役割を検討した。冷間圧延圧下率と熱処理温度を制御することにより熱膨張係数(CTE)はTEの面内異方性を介した正(α ~ 2.1 × 10~ 5 K~ 1)負(α ~ 1.1 × 10~ 5 K~ 1)の広い範囲で制御できることを示した。230K(353 123 K)の広い温度窓におけるα~ 5.3×10~ 7K~ 1(不変鋼のような挙動)の非常に小さなCTEを激しく冷間圧延した板の圧延方向(RD)に33.5°の角度で得られた。TEMとXRD研究は,このような異常なTE挙動の基礎をなすミクロ組織はB2ナノ結晶粒と残留/残留変形誘起マルテンサイトの混合物で構成されており,観測された異常なTE異方性は残留マルテンサイトの固有異方性TEに起因することを示した。不変鋼のような挙動は33.5°RDに沿った残留マルテンサイトの負のTEのオーステナイト相の正のTEの相殺の結果である。B2とB19′格子の固有TEと試料の集合組織係数を組み込んだ混合モデルの簡単な規則は異常な面内TE異方性をうまく捉えることができるを提案した。広い温度窓において高い寸法安定性と共に著しく変形したNiTiの温度無依存非ヒステリシス線形超弾性の発見は,不規則環境における応用のための安定したSMAを設計するための新しい経路を開く。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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変態組織,加工組織  ,  機械的性質 
タイトルに関連する用語 (4件):
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