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J-GLOBAL ID:201702244162768015   整理番号:17A0139454

UHPLC-QTOF-MSと自動化されたMS/MSライブラリー検索による果物と野菜に含まれる殺虫剤の広範囲スクリーニング

Wide-scope screening of pesticides in fruits and vegetables using information-dependent acquisition employing UHPLC-QTOF-MS and automated MS/MS library searching
著者 (9件):
資料名:
巻: 408  号: 27  ページ: 7795-7810  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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新鮮な果物と野菜中の427種類の殺虫剤の同時的スクリーニングと同定への超高速液体クロマトグラフィーー四重極飛行時間型質量分析(UHPLC-QTOF-MS)の応用について報告する。1回の注入によって,定量化のためのフルMSスキャンモードと同定のための生成イオンスペクトルのMSからMS/MSへの自動的切り換えを提供する人工知能にもとづく生成イオンスキャンモード情報-依存取り込み(IDA)の両方を実施した。実際の応用に先立って,1700以上のスペクトルを含む的を絞った衝突によって誘発された解離全生成イオン精密マススペクトルライブラリーを開発した。結果から,殺虫剤の97.4%が50μg kg-1未満のスクリーニング検出限界を有し,86.7%以上が自作ライブラリーに収録されている正確なMS/MSスペクトルによって確認できることがわかった。その一方で,2桁の大きさをカバーする検量線が得られ,それらは選ばれたマトリックスについて研究された濃度範囲(大部分の殺虫剤について5から500μg kg-1)にわたって直線的であった。4種類のマトリックス(リンゴ,オレンジ,トマトとホウレンソウ)中,2水準の添加レベル,10と100μg kg-1において,回収率は,80と110%の間であった。さらに,添加レベル10μg kg-1での殺虫剤の94.3%と添加レベル100μg kg-1での殺虫剤の98.1%の総相対標準偏差(RSD,n=12)は20%以下であった。ルーチン分析への適性を検証するために,この方法を異なる地方市場で購入した448の果物と野菜の試料へ応用した。本手法が殺虫剤のルーチン広範囲スクリーニングのための費用効果を有し,時間を節約できる強力な戦略となることがわかった。Copyright 2016 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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有機化合物の物理分析  ,  農薬  ,  食品の汚染 
引用文献 (45件):
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