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J-GLOBAL ID:201702244270888039   整理番号:17A0254745

超可変ゲノム領域に位置する新規ストレプトマイシン耐性遺伝子を同定したCampylobacter coliの機能ゲノム学

Functional genomics in Campylobacter coli identified a novel streptomycin resistance gene located in a hypervariable genomic region
著者 (5件):
資料名:
巻: 162  号:ページ: 1157-1166  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: E0043A  ISSN: 1350-0872  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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フィンランド豚農場から単離した46株のCampylobacter coliの全ゲノム配列決定を行い,中間レベルのSTR耐性表現型に関連する遺伝特性の同定を試みた。アミノグリコシド 6-ヌクレオチジルトランスフェラーゼに27~34%のアミノ酸同一性を示す新規なSTR耐性遺伝子を同定した。ant様Aと名付けたこの遺伝子は既知の6-ヌクレオチジルトランスフェラーゼとは異なり,C.coliに固有で,他のグラム陽性菌の酵素とは系統学的クラスターを形成しない。また,C.jejuniの制限-修飾座として定義された超可変領域14に対応する染色体域に位置し,トランスポゾンやプラスミドによる耐性遺伝子クラスターには属していなかった。ant様Aはヨーロッパや米国由来のC.coliに広く存在し,宿主や環境の異なる株でも見いだされた。ant様AがCampylobacter種の共通先祖のプロト耐性エレメントで,元来は異なる機能を持つ蛋白質をコードしていたと示唆する。全ゲノムシークエンシングにより,C.coliのSTR耐性機構を明らかにし,新規なSTR耐性遺伝子の存在を示した。
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分類 (2件):
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遺伝子の構造と化学  ,  微生物生理一般 
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