文献
J-GLOBAL ID:201702244274828739   整理番号:17A0386141

ロサンゼルス盆地上空の水蒸気リトリーバルに対するエアロゾル散乱効果

Aerosol scattering effects on water vapor retrievals over the Los Angeles Basin
著者 (13件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 2495-2508 (WEB ONLY)  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,水蒸気(H2O)の近赤外線スラントカラム測定を用い,複雑な都会環境での大気エアロゾル散乱効果を表現するための新しい方法を提案した。この方法は,カリフォルニア州ウィルソン山山頂のCalifornia Laboratory for Atmospheric Remote Sensing Fourier Transform Spectrometerによる測定と,2ストリーム-精密単一散乱(2S-ESS)放射伝達(RT)モデルを用いて示した。スペクトル測定から,4,000~8,000cm-1の15の異なる吸収バンドを用い,H2Oスラントカラム密度(SCD)をリトリーバルした。エアロゾル散乱の波長依存性により,H2O SCDリトリーバルの大きな変動が,波長の関数として見られた。更に,変動が,AERONET-Caltechステーションで測定されたエアロゾル光学的厚さ(AODs)と相関することが分った。RTモデルからのシミュレーション結果は,この相関を再現し,エアロゾル散乱効果がH2O SCDリトリーバルの波長依存性変動の第一の寄与であることを示した。また,顕著な線形相関が,様々なバンドでのH2O SCDリトリーバルと対応するAODデータの変動の間で見られた。この相関は,エアロゾル散乱位相関数の一次基準である非対称パラメータに関連した。測定値とシミュレーションの両方からの証拠は,波長依存性のエアロゾル散乱効果が複数バンドからのH2Oリトリーバル用いて得られることを示した。H2Oリトリーバルに対するエアロゾル散乱効果のこの理解は,温室効果ガスリトリーバルに対するエアロゾル散乱効果を定量化するために期待できる方法であり,衛星からの温室効果ガスリトリーバルでのバイアスを低減に寄与する可能性がある。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
放射,大気光学 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る