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J-GLOBAL ID:201702244354628740   整理番号:17A0084197

カイコのpiRNA前駆体の3’末端を刈り込むTrimmer(刈り込み因子)の同定と機能解析

Identification and Functional Analysis of the Pre-piRNA 3′ Trimmer in Silkworms
著者 (9件):
資料名:
巻: 164  号:ページ: 962-973  発行年: 2016年02月25日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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PIWI相互作用RNA(PIWI-interacting RNAs)(piRNA)は,動物の生殖細胞におけるトランスポゾンの沈黙化(サイレンシング)に重要な役割を果たす。piRNA生合成では,一本鎖piRNA中間体がPIWIのクレード(分岐)タンパク質に充填され,Zucchiniタンパク質/MitoPLDタンパク質によって切断され,前駆体piRNA(pre-piRNAs)が生成される。次に,成熟したpiRNAの長さよりも長いpre-piRNAを3’末端でトリミング(刈り込み)する。最近の研究では,pre-piRNAのトリミング(刈り込み)におけるTudorドメインタンパク質Papi/Tdrkhの関与が示唆されたが,Trimmer(刈り込み因子)の同定およびPapi/Tdrkhとの関係は明らかになっていない。ここで著者らは,カイコのTrimmer(刈り込み因子)として,今まで同定されていなかった3’-5’エキソヌクレアーゼであるPNLDC1を同定した。Trimmer(刈り込み因子)は,ミトコンドリア分画に富んでおり,Papi/Tdrkhに結合する。Trimmer(刈り込み因子)とPapi/Tdrkhの阻害は,トリミング(刈り込み)を付加的に阻害する。その結果,標的切断性を損なった,分解傾向にある~35-40塩基のpre-piRNAsの蓄積を引き起こす。著者らの結果は,piRNA成熟におけるTrimmer(刈り込み因子)とPapi/Tdrkhの共同作用を強調する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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分子遺伝学一般 

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