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J-GLOBAL ID:201702244417836011   整理番号:17A0369954

ドイツ国立遺伝子バンクのオレガノ(Origanum vulgareL.)コレクションにおける抗酸化能変化【Powered by NICT】

Antioxidant capacity variation in the oregano (Origanum vulgare L.) collection of the German National Genebank
著者 (6件):
資料名:
巻: 92  ページ: 19-25  発行年: 2016年 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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オレガノ(Origanum vulgareL.)は,異なる品種,在来種および系統間でかなり変化する天然酸化防止剤の生産のための最も好ましい香辛料植物である。ドイツ国立遺伝子バンクからオレガノ系統の抗酸化能における遺伝的変異性は,酸素ラジカル吸収能(ORAC),全フェノール含量(TPC),ロスマリン酸含量と精油含量を測定することにより研究した。全体で,Gatersleben(ドイツ)の遺伝子バンクのオレガノ収集からのOriganum vulgareの42アクセッションを評価した。これら42系統のうち,19系統種は亜種vulgare,viride,2系統にvirens,3系統hirtum及び1系統にgracile~6系統に属していた。亜種,残りの11系統は属し,は知られていなかった。植物は2007年から2008年までの研究所Rauischholzhausenで各系統の8 10反復を用いたポット試験で栽培した。植物の地上部を完全開花期に収穫した。結果は系統種と亜種間の広い変動を示した。最高と最低値の差はORAC及びTPCのための2倍,6倍の差はロスマリン酸含量で見られた。精油含有量では最低と最高の値の差はほぼ100倍。ORACとTPC間の相関は中程度に近い(r=0.60, n=352)。酸素ラジカル吸収能(ORAC)はロスマリン酸含量にも精油含量にも相関した。全フェノール含量(TPC)はロスマリン酸含量(r=0.39, n=352)だけでなく,精油含量(r=0.25, n=352)に中程度に相関していた。抗酸化能の変化はロスマリン酸または精油の含有量の変化では説明できない。本研究で見出されたオレガノの抗酸化能の多様性はOriganum vulgareの高抗酸化遺伝子型の薬剤利用と植物育種のためのより良いプラント開発を可能にするであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  特用作物一般 
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