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J-GLOBAL ID:201702244424369263   整理番号:17A0031839

ゼオライトナノ粒子はAβ-フィブリノーゲン相互作用を阻害し,結果的に異常な構造的凝塊を形成する

Zeolite Nanoparticles Inhibit Aβ-Fibrinogen Interaction and Formation of a Consequent Abnormal Structural Clot
著者 (14件):
資料名:
巻:号: 45  ページ: 30768-30779  発行年: 2016年11月16日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アルミン酸ナトリウムとNaOHを水溶液に溶解して得た透明溶液Aとケイ酸ナトリウムとNaOHから新規に調製した透明水溶液Bと合すると濁った溶液になり,30°Cで36h放置してEMTゼオライトナノ粒子(ζ電位38.7mV,外径10~20nm,外部表面積200m2/g,ミクロポア径0.74nm,メソポア径20nm)を得た。EMTは血液凝結による止血に有効で副作用がなく,HeLa細胞に細胞毒性を示さず,他方で血漿タンパク質(フィブリノーゲン:9×47.5×6nm3)に高い選択的親和性を示した。著者らはAlzheimer病患者の脳血管に現れる血液凝固因子トロンビンで仲介されたtPA活性化プラスミノゲンによるリシスに抵抗性で構造的に異常なβ-アミロイド(Aβ)-フィブリノーゲン凝塊形成を阻害することを期待した。EMT外周にヘパリン(HP)コロナを形成させるとEMT NPの凝集阻害はやや低下した。Aβペプチドは凝結ネットワークを強化しプラスミンによるリシスを妨害した。分子ドッキング研究でEMT NPはフィブリノーゲンのAβ-フィブリノーゲン結合部位を阻害したが,ピラゾロ[1,5-a]ピリミジン誘導体である小分子RU-505やT-777はAβのフィブリノーゲン結合部位を阻害することがわかった。なお形成済みの異常凝塊にはEMT NPはリシス作用を有さなかった。今後は脳血管障害を越えて裸または官能化ゼオライトNPを輸送する安全なストラテジに焦点を当てるべきである。
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分類 (4件):
分類
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神経系の疾患  ,  合成鉱物  ,  コロイド化学一般  ,  ピリミジン 

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