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J-GLOBAL ID:201702244463456078   整理番号:17A0045489

栽植様式の違いが晩播狭畦密植栽培したダイズ品種あきみやびの生育,収量,品質に及ぼす影響

著者 (2件):
資料名:
巻: 85  号:ページ: 427-434(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0811A  ISSN: 0011-1848  CODEN: NISAAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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東北地域において近年育成された中生で耐倒伏性に優れるダイズ品種あきみやびを秋田県大仙市と岩手県盛岡市において栽植密度を26.9 本/m2の一定とし,条間を24 cm,36 cm,48 cm,株間をそれぞれ15.6 cm,10.4 cm,7.8 cmとした試験区(以下,24 cm区,36 cm区,48 cm区)を設け,一本立てとして晩播狭畦密植栽培し,栽植様式の違いが群落遮蔽程度,生育,収量,品質に及ぼす影響について調査した.両試験地とも48 cm区で群落遮蔽程度が劣り,特に畦間の遮蔽程度が劣る傾向がみられた.開花期において,両試験地とも24 cm区は主茎節数が多かったのに対して,48 cm区は分枝数が少なく,LAIが低い傾向がみられた.成熟期では,24 cm区は48 cm区に比べ,主茎長が長く,主茎節数も多い傾向がみられた.また,24 cm区,36 cm区は48 cm区よりも,成熟期の地上部乾物重が重く,24 cm区では稔実莢数も多く,収量性も優れていた.また,収量は稔実莢数,百粒重,成熟期の地上部乾物重と密接に関係していた.粗タンパク質含有率,外観品質,大粒比率に関して,両試験地とも有意な試験区間差は認められなかった.以上のことから,あきみやびを東北地域において晩播狭畦密植栽培する場合,条間を48 cmにすると群落の遮蔽程度や生育,収量性が劣ることから,条間は24 cmから36 cmとして株間を調整することで,群落は早期に遮蔽され,生育量と莢数が確保され,高収量が得られることが明らかとなった.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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豆類  ,  植物の生化学 
引用文献 (30件):
  • 秋田県農林水産部 2014. 平成 26 年度作況ニュース (第 8 号総括編).

  • 安藤光義 2008. 水田農業構造再編と集落営農. 農業経済研究 80: 67-77.

  • 藤田与一・服部誠・樋口泰浩・南雲芳文・細川寿 2014. 耐倒伏性ダイズ品種「タチナガハ」の耕うん同時畝立て狭畦栽培による生育,収量および抑草効果への影響. 日作紀 83: 216-222.

  • 古畑昌己・森田弘彦・山下浩 2008. 暖地での狭畦密植栽培におけるダイズ品種サチユタカの乾物と子実生産の特徴. 日作紀 77: 409-417.

  • 北海道立総合研究機構農業研究本部 2012. 土壌・作物栄養診断のための分析法 2012, 北海道立総合研究機構農業研究本部, 北海道.

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