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J-GLOBAL ID:201702244568152457   整理番号:17A0373201

グリオキサラーゼ遺伝子の過剰発現,OsGly I,はイネ(Oryza sativaL.)における非生物的ストレス耐性と穀粒収量を改善する【Powered by NICT】

Overexpression of a glyoxalase gene, OsGly I, improves abiotic stress tolerance and grain yield in rice (Oryza sativa L.)
著者 (12件):
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巻: 109  ページ: 62-71  発行年: 2016年 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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グリオキサラーゼI(GlyI)はメチルグリオキサール,解糖の副産物の解毒に関与するグリオキサラーゼ系の成分である。本研究では,Gly Iをコードするイネ(Oryza sativaL.,cv.Nipponbare)の遺伝子をクローン化し,特性化した。定量的リアルタイムPCR解析は,イネGlyI(OsGly I)は種々の豊度と根,茎,葉,葉鞘および小穂で普遍的に発現したことを示した。OsGly Iはイネ実生のNaCl,ZnCl_2とマンニトールに応答してアップレギュレーションした。更なる機能的研究のために,OsGly IはAgrobacterium仲介形質転換を用いたイネで過剰発現させた。トランスジェニックイネ系統は野生型に比較してNaCl,ZnCl_2とマンニトールに増加したグリオキサラーゼ酵素活性,減少したメチルグリオキサールレベルと改善された耐性を示した。トランスジェニック系におけるストレス耐性の増強は細胞の脂質過酸化由来のマロンジアルデヒド含有量の減少と関連していた。さらに,OsGly I過剰発現トランスジェニック植物はより高い結実率と収率を行った。まとめると,これらの結果は,作物におけるGly I遺伝子を生物工学の可能性を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  稲作 

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