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J-GLOBAL ID:201702244676217389   整理番号:17A0399807

消化管由来リポ多糖は高穀物飼料を給餌した乳牛の肝臓における酸化ストレスを誘発する【Powered by NICT】

Lipopolysaccharide derived from the digestive tract provokes oxidative stress in the liver of dairy cows fed a high-grain diet
著者 (6件):
資料名:
巻: 100  号:ページ: 666-678  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,酸化ストレスパラメータを測定し,泌乳中期乳牛の結晶粒による亜急性第一胃アシドーシスによって誘発された分子機構を検討した。平均体重455±28kgの十二ホルスタイン-フリーシアン種乳牛を2群に分け,18週間2飼料に供した:低穀粒(濃厚飼料比=6:4)または高グレイン飼料(濃厚飼料比=4:6)飼料乾物に基づいている。供給長期高穀物飼料ルーメンpHの有意な減少と朝の給餌後4時間で第一胃リポ多糖類(LPS)の有意な増加をもたらした。増加も門脈,肝静脈,頚静脈血しょうだけでなく高穀物飼料における牛乳収量減少におけるLPS濃度で観察された。高穀物飼料を給餌した乳牛は,低穀粒飼料を給餌した乳牛よりもカタラーゼ及びグルタチオンペルオキシダーゼ(GPx)活性と総抗酸化能のレベルが低かった;が,スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)活性およびマロンジアルデヒド(MDA)レベルは低穀粒牛より肝臓と高穀物の血漿の両方で高かった。正の相関は血しょうLPS対肝MDA,血漿MDA,肝SOD活性の間で観察された,肝臓のGPx及び血しょうGPxは血しょうLPSと負の相関を示した。GPX1とCATの相対的m RNA豊度は低穀粒飼料を給餌されたそれらよりも高穀物飼料を給餌した乳牛の肝臓で有意に低かったが,SOD1た低穀粒飼料を給餌した乳牛よりも高穀物飼料を給餌した乳牛で有意に高かった。Nrf2,NQO1,MT1E,UGT1A1,MGST3,MT1Aの発現レベルは高穀物飼料を給餌した乳牛であったが,NF-κBはアップレギュレートされ,下方制御された。さらに,核因子E2関連因子2(Nrf2)全蛋白質およびm RNAレベルは低かった粒より有意に低かった。著者らの結果は,移行LPSと細胞の抗酸化防御能の抑制,酸化ストレスの増加をもたらすを示し,Nrf2依存抗酸化反応は血流に移行LPSのより高いレベルによって影響を受ける可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
分類
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牛 

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