文献

J-GLOBAL ID：201702244696033478   整理番号：17A0605694

共有結合モディファイアー:ヘテロマイケル付加反応を介したα,β不飽和カルボニルの反応性への化学的見方

Covalent Modifiers: A Chemical Perspective on the Reactivity of α,β-Unsaturated Carbonyls with Thiols via Hetero-Michael Addition Reactions

著者 (4件)： JACKSON Paul A. (Univ. Pittsburgh, Pennsylvania, USA) ,  WIDEN John C. (Univ. Minnesota, Minnesota, USA) ,  HARKI Daniel A. (Univ. Minnesota, Minnesota, USA) ,  BRUMMOND Kay M. (Univ. Pittsburgh, Pennsylvania, USA)
資料名： Journal of Medicinal Chemistry  (Journal of Medicinal Chemistry)
巻： 60  号： 3  ページ： 839-885  発行年： 2017年02月09日 
JST資料番号： D0102A  ISSN： 0022-2623  CODEN： JMCMAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 標的化共有結合修飾は,アファチニブ,イブルチニブおよびオシメルチニブのFDAによる承認により,薬剤発見に対する検証された方法になっている。これらは,特別な蛋白質の特異なシステイン残基と不可逆的なヘテロマイケル付加反応を生じる様にデザインされている。この戦略は,同じファミリーの蛋白質に対するリガンド結合選択性の増加および標的蛋白質に対する結合親和性の増加により薬剤開発の分野を広げている。更に,標的化共有結合阻害機構を介し作用する,化合物は,薬剤耐性を克服することが示されている。この総説では,活性がチオールとのヘテロマイケル付加反応に依存する,天然物および他の生物学的に関係した化合物からの啓示を示し,α,β不飽和カルボニルの反応性を中心にし,共有結合モディファイアーについてレビューした。

シソーラス用語： *化学修飾 ,  共有結合 ,  *Michael反応 ,  カルボニル化 ,  分子標的治療薬 ,  *製品開発 ,  アミノ酸残基 ,  結合 ,  タンパク質 ,  薬物耐性 ,  天然材料 ,  親和性 ,  チオール ,  不飽和カルボン酸 ,  選択性 ,  酵素阻害剤
準シソーラス用語： *共有結合修飾 ,  *薬剤開発 ,  システイン残基 ,  リガンド結合 ,  標的蛋白質 ,  結合親和性 ,  化学選択性

分類 (2件)： 薬物の合成  (GV01030F) ,  付加反応,脱離反応  (CF02030M)

物質索引 (2件)： アファチニブ ,  イブルチニブ

タイトルに関連する用語 (6件)： 共有結合 ,  付加反応 ,  飽和 ,  カルボニル ,  反応性 ,  化学