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J-GLOBAL ID:201702244753453138   整理番号:17A0014218

好気性化学従属栄養条件下でのRhodospirillum rubrum S1におけるポリヒドロキシ酪酸(PHB)の生理的役割を理解する

Understanding the physiological roles of polyhydroxybutyrate (PHB) in Rhodospirillum rubrum S1 under aerobic chemoheterotrophic conditions
著者 (17件):
資料名:
巻: 100  号: 20  ページ: 8901-8912  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ポリヒドロキシ酪酸(PHB)は細菌により蓄積される重要な生体高分子であり,細胞生存及びストレス応答と関係する。ここに,PHB蓄積Rhodospirillum rubrum S1における驚くべきふたつの知見を得た。まず,PHBの存在は,酢酸の同化作用の増加により,PHBよりバイオマスへと優先的に促すことを示した。PHB前駆体として13C酢酸をR.rubrumに供給した時,PHB中の炭素の83.5%は酢酸由来であった。しかし細菌バイオマスとして同化されて,結局,酢酸の僅か15%がPHBに残った。R.rubrumのPHB(-)変異体は,野生型と比べ,2倍少ない酢酸をバイオマスに同化した。酢酸同化は,PHB経路での通常の中間体として(R)-3-ヒドロキシ酪酸を利用したエチルマロニル-CoA経路により進行した。第二に,PHBを蓄積するR.rubrum細胞は,リブロース1,5-ビスリン酸カルボキシラーゼ(RuBisCO)活性が低下した。RuBisCO活性はPHBの開始後36時間で,5倍以上低下した。対照的に,PHB(-)変異体は,増殖期を通してRuBisCO活性を同じレベルに維持した。RuBisCOはR.rubrumにおいて酸化還元電位を制御するので,恐らくPHBはこの役割をRuBisCOに置き換えた。R.rubrumは,好気的化学従属栄養条件下においてRuBisCOを発現することが判明した初めての細菌である。Copyright 2016 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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代謝と栄養  ,  生物学的機能 

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