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J-GLOBAL ID:201702244896953499   整理番号:17A0514614

Laminariales(Phaeophyceae(褐藻類))における生産性と葉状体靭性間のトレードオフ相関

Trade-off relationship between productivity and thallus toughness in Laminariales (Phaeophyceae)
著者 (3件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 103-110  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: W0962A  ISSN: 1322-0829  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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トレードオフ相関は,ケルプベッドの中で複数の種の共存を支援している機構を理解することへの鍵と考えられる。このように,トレードオフに関する情報は,ケルプベッド多様性の保存に寄与すると期待される。生産性と葉状体靭性の間のトレードオフの存在をテストするために,形質間の葉状体形質および相関を,24の個体群を含むLaminarialesの7つの種のために検討した。各々の個体群のために,ユニットバイオマス(Amassとして)および窒素(すなわち,光合成の窒素利用効率,PNUE)につき光合成の能力,窒素分(Nmassとして),ユニット葉状体面積(TMAとして)につき葉状体マス,および葉状体(Fpとして,ポンチ試験による陸生植物における葉靭性の一般的指数)を透過することを要求される力を,決定した。Amassは,Nmassを増加すると共に増加した。高いNmassを有する葉身は,高いAmassを示した。この葉身は光合成の部分にかなりの窒素を投資するかもしれなくて,従って高い代謝速度を示すかもしれない。さらに,高いNmassを有する葉身は低いTMAとの関連がある傾向があった。さらに,NmassはTMAを増加すると共に低減した。顕著な正の相関をTMAとFpの間で観察した一方,顕著な負の相関を,高いNmassとの高いAmassの結合のため,および低いTMAと関連した高いNmassのため,TMAとAmassの間で観察した。2つのこの相関は,Laminarialesにおける生産性と葉状体靭性の間のトレードオフの存在を示す。PNUEは,TMAとの顕著な負の相関を,示した。そしてそれはまた,葉状体靭性の指数として,Fpとの顕著な正の相関を,したがって,生産性と葉状体靭性間のトレードオフ相関を,示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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海藻類  ,  光合成 
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