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J-GLOBAL ID:201702245018229217   整理番号:17A0470181

ポリプロピレンの共縮合ナノシリカ入り酸化防止剤の熱酸化効果【Powered by NICT】

Thermal-oxidative effect of a co-condensed nanosilica-based antioxidant in polypropylene
著者 (11件):
資料名:
巻: 112  ページ: 369-376  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒンダードフェノール構造の形で酸化防止剤は,高分子の耐用年数を延長するために一般的に用いられているが,低分子抗酸化剤はその低い熱安定性と物理的損失の欠点がある。ここでは,ポリプロピレン(PP)の熱酸化安定性を改善するために共縮合したシリカ固定化抗酸化剤(SN NH_2AOと表記)を用いることの実現可能性を評価した。,SN NH_2AOはテトラエトキシシランとアミノプロピルトリエトキシシランの共加水分解および共縮合により合成した共縮合したシリカ(SN NH_2)の表面に3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシフェニルプロピオン酸(AO)の固定化によって調製した。AOと比較して,SN NH_2AOは高い熱安定性を示した。さらに,SN NH_2AOは溶融混合によるPPに取込まれた。SN NH_2AOの取り込みはPPマトリックス中に良好に分散し,PPの熱酸化安定性を顕著に改善できた。SN NH_2AOの抗酸化効率はAOにわずかに劣るが,SN NH_2AOは抗抽出特性に及ぼす優位性を示すことが分かった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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高分子固体の力学的性質  ,  高分子固体の構造と形態学  ,  高分子の分解,劣化  ,  重縮合 
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