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J-GLOBAL ID：201702245060582050   整理番号：17A0463407

UVパルスレーザにより改質したTiO₂被覆のRaman研究

Raman study of TiO₂ coatings modified by UV pulsed laser

著者 (3件)： BELKA Radoslaw (Kielce Univ. Technol., Kielce, POL) ,  KECZKOWSKA Justyna (Kielce Univ. Technol., Kielce, POL) ,  SEK Piotr (Kielce Univ. Technol., Kielce, POL)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 10159  ページ： 101590V.1-101590V.7  発行年： 2016年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： TiO₂はチタニアとして知られ,セラミック化合物であり,多様な形態が存在し,主に正方晶系ルチルとアナターゼが多く,および菱形板チタン石もある。ルチルは二酸化チタンの最も安定な形態であり,一方,アナターゼは準安定形態であり,ルチルより低温で形成される。アナターゼはルチルと比較して高比表面積,多孔性および高表面ヒドロキシル基が特徴である。本稿では,テトライソプロポキシドをTi前駆体として用い,有機塩基を調整中に供給したゾルゲル法により調整したゲルをガラス基板上に被覆し,低温でか焼してチタニアの非晶質相を得た。調整した被覆を異なるパルス繰返し率とパルスパワーをもつUVピコ秒パルスレーザにより改質した。レーザパルスを用いた被覆の物理的改質は生成した材料の相含有量の変化を意図したものである。Raman分光法(RS)により改質した被覆を調べ,化合物を同定し,構造に関する情報を得た。特に,RSはアナターゼとルチル相を区別するために有効であった。

シソーラス用語： *パルスレーザ照射 ,  *紫外レーザ ,  *酸化チタン ,  *被覆 ,  *Raman分光法 ,  セラミック ,  *ルチル ,  *アナターゼ ,  準安定状態 ,  *相組成 ,  ヒドロキシ基 ,  多孔性 ,  ゾル-ゲル法
準シソーラス用語： ガラス基板 ,  チタニア ,  ピコ秒レーザ ,  ひし形 ,  *二酸化チタン ,  安定状態【物質】 ,  有機塩基

分類 (4件)： レーザの応用  (BD04100V) ,  表面処理  (YH04112X) ,  金属の結晶構造  (BK06000V) ,  赤外・遠赤外領域の分光法と分光計  (BD07042H)

物質索引 (1件)： チタンテトライソプロポキシド

タイトルに関連する用語 (4件)： パルスレーザ ,  改質 ,  TiO2 ,  研究