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J-GLOBAL ID：201702246211498239   整理番号：17A0500314

Cd_1-xZn_xCr₂Se₄スピネルの磁性と磁気熱量の特性へのZn置換の影響

Effect of Zn substitution on the magnetic and magnetocaloric properties of Cd_1-xZn_xCr₂Se₄ spinel

著者 (5件)： Bouhbou M. (LPMMAT, faculte des Sciences Ain Chock, Universite Hassan II de Casablanca, B.P. 5366 Casablanca, Morocco. [e-mail]) ,  Moubah R. ,  Belayachi W. ,  Belayachi A. ,  Lassri H.
資料名： Dalton Transactions  (Dalton Transactions)
巻： 46  号： 6  ページ： 2007-2012  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0270A  ISSN： 1477-9226  CODEN： DTARAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Cd_1-xZn_xCr₂Se₄(0.35≦x≦0.45)スピネルの磁性と磁気熱量の特性へのZn置換の影響が調べられた。すべての試料が,凝固点温度(T_f)とキュリー温度(T_C)でリエントラントスピングラスに関係する2つの逐次磁気転移を示した。T_fは,Zn含量の減少と共にわずかに変化するが,T_C値は,格子定数の減少に起因してZn含量の増加と共に減少することが実証された。磁気エントロピーの変動(-ΔS_M)が,T_CとT_fで2つの最大値を示し,Zn含量の関数として反対の傾向を持つことが見出された。Zn含量の増加と共に,(-ΔS_M)がT_Cで減少する一方で,T_fで(-ΔS_M)が増加した。(-ΔS_M)の変化は,両方の転移で局所的指数因子と密接に相関関係があることが見出された。これらの結果は,二重磁気転移を有する材料が,種々の温度ウインドウで作用する新たなクラスの磁気冷凍系に一体化されることを示す。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *カドミウム化合物 ,  *セレン化物 ,  *亜鉛化合物 ,  *クロム化合物 ,  *スピネル ,  *磁性 ,  *磁気熱量効果 ,  Curie温度 ,  凝固点 ,  磁気転移 ,  格子定数 ,  エントロピー ,  磁気冷却 ,  スピンガラス
準シソーラス用語： リエントラントスピンガラス ,  磁気エントロピー

分類 (2件)： 塩  (CD01050V) ,  その他の無機化合物の磁性  (BM06060P)

タイトルに関連する用語 (6件)： スピネル ,  磁性 ,  磁気 ,  熱量 ,  Zn ,  置換